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umuのスキンケア用品

umuはエシカルでオーガニックなコスメブランド! 取り扱い商品を徹底紹介!

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2021.06.04

umuというコスメブランドの名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。しかし、名前だけは知っていても、実際にどんなブランドでどのような商品があるのかは知らないかもしれません。

今回は、umuの存在が気になっている方のために、umuというブランドについて特集します。umuのこだわりを知ったら、きっとあなたも使いたくなりますよ。ワクワクしながらご覧ください。

umu(ウム)ってどんなブランドなの?

umuの保湿剤
引用元:umu公式インスタグラム

では、ここから早速umuについて解説します。

山形県鶴岡市生まれのオーガニックブランド!

umuは、山形県鶴岡市で誕生しました。鶴岡市の「関川」という地域では、日本最古の織物といわれる「しな織」が伝承されています。そのため、しな織の原料である「シナ」という植物を用いたオーガニックの化粧品づくりを行っているのです。

オーガニックとは有機栽培のことで、化学的な農薬や肥料を使わず、遺伝子組換え技術にも頼らないで、環境への負担を極力減らして栽培する方法のこと。umuの全商品に、オーガニックのシナ由来の成分が配合されています。

ただし、日本では、農産物・加工食品・飼料・畜産物の4ジャンルのみ、「有機JAS」と呼ばれるオーガニック認証が行われています。

現状では日本に化粧品部門の公的なオーガニック認証はなく、一部でも有機栽培された植物由来の成分を使用していれば「オーガニックコスメ」と表示可能です。ブランドによっては、海外の公的な有機認証を受けていることもあります。

umuで作られている商品は、公的な認証機関からの認定は受けていませんが、オーガニックのシナを使用したオーガニックコスメです。

「umuproject」とは?

umuというコスメブランドが生まれるきっかけについてお伝えしましょう。そもそも、時代の移り変わりとともに、全国的に伝統工芸の後継者の減少が問題になっています。しな織に携わる人も例外ではなく、他の地域同様に減少。

そこで、先人が築き上げてきた関川の自然・文化・社会を今後も受け継ぎ発展させていくための計画、「umu project(ウムプロジェクト)」が発足しました。

「ムラに新たな生業を創出し、世界中に関川の魅力を届ける。」という思いを胸にスタート。まずは、しな織で利用されていなかったシナの花の部分に注目し、オリジナルの商品づくりを始めたのです。

umuのコスメは、ウムプロジェクトのほんの序章にすぎません。これからもさらなる進化を遂げることでしょう。

なお、「umu」という名前は、しな織が完成するまでの工程22個のうちの1つである、糸と糸をつなぐ「しな績み(うみ)」に由来しています。

umuのコスメの特徴とは?

つづいて、umuのコスメの特徴を大きく3つに分けてお伝えします。

1. シナの花(リンデンフラワー)は鶴岡市原産

umuコスメの原料であるシナの花はすべて国産。地元の鶴岡市で生産されたもののみを使用しています。

シナは西洋では「リンデンフラワー」と呼ばれ、古くから敏感肌や乾燥肌のケアに用いられてきました。ふわっとやさしく香る甘いにおい、さっぱりながらもうるおいたっぷりという特徴があります。

2. 保存料など気になる成分は無添加

シナは抗酸化作用が高く、防腐剤や保存料などを使用しなくてもフレッシュな状態をキープできます。そのため、シナを使っているumuのコスメは無添加で、肌にやさしく安心して使えるでしょう。

ただし、いくら酸化しにくく長持ちするとはいえ、化粧水は開封したら冷蔵庫で保存し、50日以内に使い切りましょう。

保湿クリームは常温保存で良く、開封から1年以内と長めに使えます。しかし、化粧品は月日が経つと品質がどんどん落ちていくものなので、なるべく早く使い切ることがおすすめです。

3. エシカルが気になる方にもおすすめ

「エシカル(ethical)」という言葉を耳にしたことのある方もいらっしゃるでしょう。もともとエシカルとは「倫理的な」、もう少し簡単にいうと「多くの人が良識だと考える範囲」のことを意味します。

そこから転じて、人や社会・環境・地域を良くするものを購入・使用する「エシカル消費」という言葉が普及してきました。umuのアイテムはエシカル消費を叶えてくれるコスメなので、エシカルを心がけている方やエシカルに興味のある方におすすめです。

umuの取り扱い商品を徹底紹介!

umuの石鹸と化粧水
引用元:umu公式フェイスブック

umuではどのような商品を製造、販売しているのでしょうか。umu project自体がまだ発展途上のプロジェクトのため、2020年11月現在、それほど商品数が多いわけではありませんが、umuの気になるアイテムをご紹介します。

シナの花石鹸(洗顔用)

鶴岡市の関川の地で丹精込めて育てられ、ムラ人たちの手によって摘み取られたオーガニックのシナの花が原料。特殊な蒸留方法と手練りで丁寧に作られた洗顔石鹸です。濃密でクリーミーな泡立ちで、やさしく顔を洗い上げてくれます。

石鹸だけでなく、umuの全ての商品に共通していますが、umuのコスメは肌の常在菌に注目。元気な土壌に微生物が住んでいるのと同じように、健康な皮膚にはたくさんの常在菌の存在があります。

化学的な物質を含んだ一般的なコスメでは、大切な常在菌を殺してしまうのです。umuでは、常在菌が元気に生存し続けられる商品づくりを行っています。

シナの花水(化粧水)

原材料は水とシナノキ花エキスの2つだけと、いたってシンプルな化粧水。シナの花の抗酸化力やうるおいパワーを存分に感じられるスキンケア商品です。

サラサラのテクスチャーが肌によくなじみ、うるおいに満ちたふっくらとみずみずしい肌へ導いてくれます。自然の香りを感じながら、毎日の朝晩の肌ケアに使ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、もし化粧水を使ってもうるおいが物足りないと感じたら、次に紹介する保湿クリームや、手持ちの美容オイルなどを併用してもかまいません。

シナの花保湿(クリーム)

国産のミツロウの巣を溶かし、ホホバオイルとシナの花エキスを加えた、保湿力の高いオーガニックケアクリーム。乾燥は肌の大敵といわれますが、うるおい成分たっぷりのシナの花保湿クリームを使えば、乾き知らずで過ごせるでしょう。

乾燥肌や敏感肌、冬場の混合肌にも。顔だけでなく、ハンドケアやヘアケアに使えるほか、リップクリームとしても活躍します。やさしく唇に塗り広げれば、ツヤツヤと光沢感のある仕上がりに。また、目の周りの小じわケアにもどうぞ。

公式サイトでは、売り切れることもある人気商品です。

umuは保存料を使用しないオーガニックでエシカルなコスメ!

umuの店頭
引用元:umu公式フェイスブック

今回は、umuというブランドについて詳しくお届けしました。

時代の変遷の中で伝統を受け継ぐことの困難さと真摯に向き合い、地域の将来のために新しいプロジェクトを立ち上げるという、山形県鶴岡市関川の地元の方々の熱い思いが込められたブランドであることがわかりましたね。

こだわりがたくさん詰まったumuの商品、気になった方も多いことでしょう。オーガニックやエシカル、ナチュラルとさまざまな興味や志向の方におすすめしたいアイテムの数々です。ぜひ一度、手に取ってみてはいかがでしょうか。

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