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ボタニカル系乳液と普通の乳液の違いとは? 上手な使い方とおすすめ商品2選を紹介!

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2021.05.28

近年人気のボタニカルコスメの存在が気になっている方も多いはず。普段使っている乳液をボタニカルに切り替えようかな、と考えている方もいるかもしれません。

しかし、ボタニカルの乳液は一般的な乳液と何が違うのでしょうか。違いを知って納得したうえで選ぶと、自分に合ったボタニカル乳液を見つけやすくなるでしょう。記事の最後ではおすすめのボタニカル乳液もご紹介します。ぜひ最後まで見ていってくださいね。

ボタニカル系乳液は普通の乳液とどこが違うの?

様々なボタニカルクリーム

それでは早速、ボタニカルの乳液は普通の乳液とどのような違いがあるのかを解説しましょう。

そもそもボタニカルコスメ・化粧品とは?

ここ数年、ボタニカル化粧品が世の中で話題になっていますが、そもそもボタニカルコスメとはどんなものなのでしょうか。

ボタニカル系乳液には植物由来成分が配合されている

ボタニカルとは「植物(の)」という意味です。ボタニカルの乳液には、植物から採れたエキスやオイルなど、植物由来の成分が入っています。ただし厳密な定義はなく、配合量の規格などもありません。

一方、普通の乳液は石油由来など化学的な成分でできています。製造コストが安く大量生産できるのに加え、成分が持つパワーが強く、乳液の効果を感じやすいというメリットがあるためです。

オーガニックの乳液との違いとは?

ボタニカルと間違われやすい「オーガニック」という言葉があります。オーガニックの乳液も植物由来の成分を使用しています。

では、ボタニカルとの違いは何でしょうか。実は、オーガニックは原料となる植物の栽培方法にこだわりがあります。

もともとオーガニックとは「有機(の)」という意味。化学的な物質や技術を使用せず、自然の力を生かして栽培するのです。

植物由来成分を使用しているという意味では、オーガニックの乳液はボタニカル乳液の1種といえるでしょう。

普通の乳液と比べてどんなメリットがあるの?

普通の乳液は成分のパワーが強い分、肌にかかる負担も気になります。ボタニカル乳液の場合は、植物由来成分入りで比較的刺激が少ないため、肌への負担を抑えられる効果を期待できます。

アレルギー体質の方は特に注意が必要!

ボタニカル乳液のデメリットとしては、天然由来の成分を使っているがために、植物アレルギーがある方はアレルギー反応が起きる可能性があるという点が挙げられます。

アレルギー体質の方は、事前に成分表示を確認するのはもちろん、パッチテストを行ってから使用すると安心でしょう。

乳液の上手な使い方をおさらいしよう!

スキンケアをする女性

ボタニカルに限らず、乳液の役割や上手な使い方を知っていますか?ここからは、乳液全般について解説します。

乳液の役割とは?

まず、乳液にはどのような働きがあるかについてお伝えしましょう。乳液は、化粧水の後につける基礎化粧品。化粧水で皮膚に補った水分を蒸発させずに内部に閉じ込めるための、フタのような役割をします。

乳液には油分と水分がバランスよく含まれているため、うるおいを保ちながら肌をやわらかくモチモチした感触へと導いてくれるでしょう。

乳液の使い方をおさらいしよう!

つづいて、乳液を使用するときのポイントを解説します。

1. つける順番は化粧水や美容液のあと

乳液をつけるのは、化粧水や美容液のあとです。液体がしっかり肌に浸透してから乳液をつけ、化粧水や美容液の成分が逃げないようにフタをしましょう。

2. 両手のひらかコットンに伸ばす

乳液を伸ばす方法は2通りあります。手のひらの場合は、1円玉大から10円玉大ぐらい(2~4回振った程度)の量を目安に容器から出し、片手ではなく両手に広げましょう。

コットンを使うときは、手のひらの場合より多めに出します。乳液の容器を5~6回振ると、ちょうど良いぐらいの量になるでしょう。

3. 顔の中心から外側へと伸ばしていく

顔の部位の中でも、まずは頬、おでこ、顎といった乾燥しやすい場所に、中心に近い位置から外側に広げていくような感覚で伸ばしていきます。鼻など、べたつきやテカリを感じやすい場所は最後でOK。

肌に負担がかかるのを避けるため、こすらないようにソフトにつけましょう。

4. 特に乾燥しやすい場所は重ねづけをしてもOK

目の周りや口元などのカサカサしやすい場所は、乳液の重ねづけをするのが有効です。

お肌に合ったボタニカル系乳液を選ぶには? 選び方のポイントを解説

オーガニックなスキンケア用品

自分の肌に合うボタニカル乳液を探すには、どんな点に注意すればいいのでしょうか。選ぶときのコツを伝授します。

1. ボタニカル系の成分をチェック

どのようなボタニカル成分が含まれているのかを成分表示でチェックしましょう。特に、植物アレルギーをお持ちの方は、アレルゲンが含まれていないか確認することが大切です。

2. 使用感で選ぶ|しっとり・さっぱり

しっとり系やさっぱり系といった使用感で決める方法もあります。仕上がりの好みや肌質に合わせて選びましょう。夏はさっぱり、冬はしっとりなど、季節に応じて変えても良いですね。

3. 肌質に合わせて選ぶ

つっぱりやカサつきを感じやすい乾燥肌の方は保湿成分が充実したタイプ、テカリやベタベタ感が気になる脂性肌の方は、さらりと軽やかなテクスチャーのタイプなど、肌質に合わせて選ぶのも重要です。

敏感肌の方は、アルコールやパラベンなど刺激の強い添加物を使用していないものや、パッチテスト済みの商品を選ぶと良いでしょう。(※絶対に安心というわけではありません)

ボタニカル成分配合! おすすめ商品2選を紹介

白ベースの基礎化粧品

最後に、ぜひ試してほしいボタニカル乳液を2品厳選してご紹介します。

ポーラ|B.A ミルク

大手化粧品メーカー「ポーラ」の、遺伝子レベルで美を追求するB.Aシリーズの乳液です。紀元前4000年から存在するといわれる、古代植物「仙人穀」のエネルギーあふれる生命力に注目。いきいきとしたハリツヤ肌をサポートします。

植物成分たっぷりの濃密なテクスチャー。華やかな香りでラグジュアリーなスキンケアタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

無印良品|乳液・敏感肌用・高保湿タイプ

化粧品だけでなく、文房具・衣類・食品など幅広いラインナップを持つ無印良品の商品を愛用している方は多いはず。こちらの乳液は、岩手県釜石の天然水と、オリーブ果実油やホホバ種子油など植物由来の保湿成分をふんだんに配合したボタニカル乳液です。

アルコール・パラベン・香料・着色料・鉱物油フリーで、アレルギーテスト済みなので、肌が弱い方でも使いやすいでしょう。(※肌質によっては合わない場合もあります)

自分に合った乳液を見つけてスキンケアに取り入れよう!

優しく包まれたクリーム

ボタニカルの乳液は、植物由来の天然成分を配合したコスメであることがわかりました。皮膚が敏感な方でも、トラブルの心配が少ないのは嬉しいですね。

ボタニカルと一言でいっても、水分や油分の補給をするもの、香りづけするためのもの、皮脂や角質に働きかけるものなどさまざまな成分があります。求める効果に応じたアイテムを選ぶのも1つの方法でしょう。

あなたの肌に最適なボタニカル乳液が見つかることを願っています。

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