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オーガニックドックフードを与えられた犬

オーガニックのドッグフードってどんなもの? 愛犬が喜ぶおすすめ商品大集合

life

2020.10.19

普段愛犬に与えているドッグフードは、本当にワンちゃんに合っていますか。

「うちの子、少食なのよね」「ちゃんとエサをあげているんだけど、最近なんだか元気がなくて」

などの場合、原因はドッグフードかもしれません。

エサを見直す場合に、選択肢に加えてほしいのがオーガニックのドッグフード。オーガニックは、体にも地球にもやさしいのです。

オーガニックに対する理解を深め、いいと思ったら、ぜひ愛犬の食事にオーガニックドッグフードを取り入れてみましょう。

オーガニックドッグフードを解説

オーガニックドックフードの骨オーガニックのドッグフードとはどのようなエサなのでしょうか。オーガニックの言葉の意味から紐解いてみましょう。

オーガニック素材を使っている

「オーガニック」という言葉には、「有機(の)」「有機的(な)」という意味があります。言葉自体は聞いたことがあっても、具体的にどういうことか理解していない方もいらっしゃるでしょう。

そこで、日本における有機やオーガニックの定義はどうなっているかというと、有機農業推進法の中で

「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業をいう。」

と表現されています。

簡単にいうと、化学的な成分や遺伝子組換えを使わず、なるべく自然を生かして生産すること。オーガニックという言葉は、この生産方法自体を指すこともありますし、有機的に育てられた生産物を使って作られた商品のことを示す場合もあります。

つまり、オーガニックのドッグフードとは、有機栽培された原材料を使用して作られたドッグフードのことです。

オーガニックと無添加は違うの?

ナチュラル志向の方が注目するワードとして、オーガニックのほかに「無添加」という言葉があります。オーガニックと無添加は、全くの別物です。

無添加とは、添加物を使用していないこと。しかし、全ての添加物を使用していないわけではなく、たとえば「香料無添加」「着色料無添加」といったように、特定の添加物のみ使用していないものです。すなわち、別の添加物は使用されている可能性があります。

では、添加物がまったく含まれないものを探すにはどうすればいいのでしょうか。「完全無添加」と表示されていれば、添加物はいっさい使われていないことの表れです。

ただし、添加物がすべて悪いというわけではありません。合成添加物のなかには体への悪影響が心配されるものもありますが、自然由来の添加物なら比較的安全です。

愛犬も飼い主も安心のオーガニックドッグフードの選び方

オーガニックドックフードと犬つづいては、オーガニックドッグフードの選び方をご提案します。

オーガニックと認証されたものを選ぶ

実は、認定機関の認証を受けないと「オーガニック」や「有機」は表示できない決まりになっています。そのため、いくら有機栽培に則した方法で作った原料を使っていても、オーガニックとうたえないものも。

では、どのようにしてオーガニックドッグフードかどうかを判断すればいいかというと、オーガニック認証マークというものが存在します。日本では有機JASマーク、海外ではエコサートやUSDAなどのマークが有名。マークが付いていると、視覚的にわかりやすいですね。

なるべく合成添加物が入っていないもの

人工的に合成された添加物には、大量摂取により病気や発がん性が示唆されているものもあります。ドッグフードにせっかくオーガニックの原材料を使っていても、合成添加物がブレンドされることで、安全性が台無しになってしまうこともあるのです。

1回の食事で体に入ってくる添加物はごく微量でも、ドッグフードは毎日何回も食べるものなので、なるべくなら避けたいですね。

穀物含有量をチェック

トウモロコシや小麦など、穀物が入っているドッグフードもあります。しかし、穀物アレルギーを持っている犬もいるので注意が必要。気になる場合は、グレインフリー(穀物不使用)のオーガニックドッグフードをチョイスしましょう。

動物性タンパク質の比率が高いもの

犬は肉食なので、動物性タンパク質は健やかな成長に欠かせないもの。特に子犬の場合は、立派な成犬に育てるために、動物性タンパク質がたっぷり含まれたものを食べさせたいですね。

子犬は25%以上、大人の犬は20%以上の動物性タンパク質が含まれているオーガニックドッグフードを選ぶとベストです。

おすすめのオーガニックドッグフード

オーガニックドックフードを食べた犬オーガニックドッグフードのおすすめ商品をピックアップしました。参考にどうぞ。

C&R|オーガニック ドッグ

100%有機原料を使用したドッグフード。牛肉やラム肉を配合し、動物性タンパク質を18%以上含んでいます。天然のビタミンやミネラルもたっぷり含んでおり、栄養満点のオーガニックドッグフードです。

ソルビダ|グレインフリー チキン 室内飼育成犬用

アメリカ農務省の「USDA」というオーガニック認証を受けたドッグフード。成犬用ですが、動物性タンパク質25%以上と、健康的な食事ができます。グレインフリーなので、穀物アレルギーのワンちゃんも安心です。

ナチュラルバランス|オリジナルウルトラ ホールボディヘルス

タンパク質23%以上、グルテンフリーの健康的なオーガニックドッグフードです。ビタミンやミネラルもたくさん含まれており、バランスの取れた食事ができます。消化吸収されやすい配合なので、年齢の高い愛犬も喜ぶのではないでしょうか。

ヤラー|オーガニックドッグフードチキン

成犬からシニアまで大人のワンちゃんにおすすめの、オーガニックドッグフード。原料のチキンは、飼料にも薬品を使っていないオーガニック食品です。タンパク質26%配合の栄養的な食事。ヨーロッパのEKOというオーガニック認証を受けています。

フォッカー|ビオドッグ

EUの厳しいオーガニック認証を受けているドッグフード。オーガニックチキンを60%以上も配合し、添加物不使用かつグルテンフリーで作られた安心食品です。タンパク質も26%という高配合。愛犬の健康的な成長を後押ししてくれます。

アーガイルディッシュ|ウィステリア・アダルト

オーガニックのラム肉とビーフを配合した、タンパク質23%以上のドッグフード。オーストラリアの「ACO」というオーガニック認定を受けています。繊維質や脂肪もバランスよくブレンドし、ワンちゃんの体に配慮した配合です。

プレイアーデン|ウェットフード 100%有機 ドイツ豚

ドイツのバイエルンで放牧されてのびのびと育った有機ポークを、なんと94%も配合したドッグフード。オーガニック認定のなかでも世界で最も厳しいと言われる、ドイツの「Bio」認証を受けています。

グルテンフリーかつグレインフリーで、アレルギー体質のワンちゃんも安心。同シリーズにはドイツ牛、チキン、七面鳥のフードもあります。

オーガニックドッグフードで愛犬も健やか

オーガニックドックフードを服用している犬オーガニックドッグフードのあれこれを学んできました。愛犬もあなたも安心できそうな内容だったのではないでしょうか。

それぞれの商品にいろいろなこだわりがあり、さっそく取り入れたいと考えている方もいらっしゃることでしょう。ご紹介した各商品はインターネットで購入できるので、ぜひチェックしてみてください。

参考:
【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは(農林水産省)
有機食品の検査認証制度(農林水産省)

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