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アロマオイルの瓶

オーガニックのアロマオイルとは? おすすめな理由と商品5選を紹介

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2021.09.30

アロマオイルを使用するなら、素材にこだわったオーガニックなアロマオイルを使用してみませんか?

エッセンシャルオイルとの用途の違いや使用前の注意点などを確認しながら、おすすめのオーガニックアロマオイルをご紹介します。

オーガニックのアロマオイルとは? 普通のものとどこが違うの?

アロマオイルの小瓶

香水や化粧品、また食品など、芳香を楽しむために用いられるアロマオイル。そのアロマオイルには、オーガニックタイプのも多く出回っています。

では、オーガニックのアロマオイルとは、どのような特徴のあるアロマオイルなのか、オーガニックの特徴や混同しやすいエッセンシャルオイルとの違いを交えながらご紹介していきましょう。

アロマオイルとエッセンシャルオイルの違いとは?

芳香として楽しむことができるアロマオイルは、エッセンシャルオイルとどのような違いがあるのでしょうか。

アロマオイルとエッセンシャルオイルの違いは、含まれる成分に大きな違いがあります。アロマオイルは、芳香に特化したオイルであるため、アルコールや他の原料なども加えるなど、香りが際立たせるために人工的に手が加えられているのが特徴です。

一方エッセンシャルオイルは、「精油」とも言われている100%天然のオイルのことを指しています。天然のオイルであるため、バスオイルやマッサージオイルなど、用途の幅が広いのも特徴です。

オーガニックのアロマオイルとは?

香りを楽しむために作られたアロマオイルの中でもオーガニックのアロマオイルとは、どんな特徴があるのでしょうか。普通のアロマオイルとどんな違いがあるのかを確認しながら解説します。

原材料に有機栽培された成分を使用している

オーガニックのアロマオイルは、有機栽培された植物を原料に作られたオイルのことです。アロマオイルは、エッセンシャルオイルと違い、手が加えられたオイルということもあり、普通のアロマオイルには、化学的な成分が含まれていることがほとんどです。

しかしオーガニックのアロマオイルは、有機栽培した原料や天然由来の成分を使って作られているため、化学的な要素を極力排除して作ったオイルです。

合成香料などを使用していない

オーガニックのアロマオイルは、化学的な合成香料なども取り除いて作られているため、香料にもこだわっていることがわかります。

香り付けとなる香料には、オーガニックのエッセンシャルオイルを使用するなど、普通のアロマオイルのように合成香料を使用しないオイルとなっています。

オーガニックの認証基準をクリアしている

オーガニックの商品には、法律で定められた認証基準があります。

フランスの「ECOCERT(エコサート)」やスイスの「PROCERT(プロサート)」など、オーガニックのアロマオイルや精油に対して、厳しい基準を設けているオーガニック認証機関もあり、その基準をクリアしたものもあります。

通常、普通のアロマオイルには、オーガニックのアロマオイルのような基準などが存在しないため、信頼性も高いオイルが多いことが伺えます。

注意|日本にはアロマオイルに関するオーガニックの認証基準がない

オーガニックのアロマオイルには、基準を設けるオーガニックの認証機関もありますが、現在の日本でのオーガニック認証機関では、アロマオイルを含めた化粧品に対するオーガニックの認証基準がありません。

そのため、オーガニックの商品でも認証マークを付けていないものもあります。しかし、それぞれのブランドごとにオーガニックの基準に沿って作られているものもありますので、公式ページの内容や成分表を確認することをおすすめします。

オーガニックのアロマオイルはナゼおすすめ?注意点はある?

オーガニックアロマオイル

オーガニックのアロマオイルが普通のアロマオイルとどのような違いがあるのかを確認したところで、なぜオーガニックのアロマオイルがおすすめなのでしょうか。

おすすめの理由、そして使用前に確認しておきたい注意点についてご紹介します。

オーガニックのアロマオイルがおすすめな理由とは?

オーガニックのアロマオイルをおすすめする理由として、ェックしておきたい2つのポイントをご紹介します。

天然の香りが楽しめる

オーガニックのアロマオイルは、普通のアロマオイルと違い、植物のエキスや天然の精油を使って香り付けをしているため、植物本来の香りを楽しむことができます。

また、天然の香りを使っているということだけでなく、化学的な合成成分が含まれていないことから、天然の香りを邪魔することなく、自然の香りを堪能できるのもポイントです。オーガニックのアロマオイルで、植物本来の香りでリラックス効果を得ましょう。

安全性が比較的高いため安心して使える

オーガニックのアロマオイルは、オイル自体にオーガニック認証がないものもありますが、原料となる植物を有機栽培し、オーガニック認証のあるのを使用しているため、安全性が普通のアロマオイルに比べて高いことが伺えます。

小さなお子さまのいるご家庭などでは、お部屋の香りなども安全性の高いオーガニックなアロマオイルを使用するのもおすすめです。

オーガニックのアロマオイルの注意点は?

メリットが多いオーガニックのアロマオイルは、使用する上で注意点もチェックしておく必要があります。安全に使用するために抑えておきたいポイントをご紹介します。

絶対に服用しない

オーガニックのアロマオイルは天然成分で作られていることから、口に入れても安全なのではと思う方もいらっしゃいますが、経口毒性があるものありますので、内服は禁物です。

口に入れるだけでなく、目や粘膜に触れないよう注意することも大切で、小さなお子さまがいるご家庭では、手が届かないところに保管するよう心がけるようにしましょう。

植物の成分によってもそれぞれ毒性の高さも違いますが、服用しないことが基本となりますので、注意して下さい。

ペットや妊娠中、病気の人がいる場合には注意が必要

病気や使用している薬によっては悪影響が出る場合があります。そのため、予めかかりつけの医師などに相談してください。

妊娠中の方や3歳未満のお子さまがいる場合は皮膚に直接つけると刺激が強すぎる場合があるので、香りを楽しむ芳香浴のみに留めましょう。

ペットがいる家庭では、フェノールやアルコールなどの溶剤で希釈されたものを使わないなど、安全性が確認されたものを使用してください。

肌に使用する場合は希釈して! パッチテストも忘れずに

アロマオイルは、基本的に香りを楽しむオイルです。エッセンシャルオイルと違い、芳香の役割がメインであるため、あまりお肌に使用するのに適したオイルではありません。

オーガニックのアロマオイルの中には、肌に使えるオイルもありますが、刺激が強く肌荒れを引き起こしてしまうものもありますので、原液のまま使用しないようにしましょう。

また、お肌に使用することが可能なアロマオイルを使用する前には必ずパッチテストを行うなど、事前チェックが必要です。

保存方法に気をつけて早めに使い切る

オーガニックのアロマオイルは、化学的な成分となる防腐剤や保存料を含んでいないため、使用期間に注意しましょう。また冷蔵庫に保存するなど、保存方法にも気を付けることが大切です。

アロマオイルに含まれる精油には光に晒されると劣化するものもあるため、遮光瓶入りの物を選ぶのも良いでしょう。

オーガニックのアロマオイルを選ぶポイントを3つ紹介

花びらとアロマオイル
オーガニックのアロマオイルとは何か、また注意点について紹介してきました。ここからは実際にオーガニックのアロマオイルを選ぶ3つのポイントを紹介していきます。

認証マークが付いているエッセンシャルオイルを選ぼう

アロマオイルには様々なものが有り、中には似た香りの香料や石油由来の合成成分でかさまししたものなどが低価格で出回っています。

エッセンシャルオイルとは精油のことで、100%天然の成分で作られているものです。海外の厳しい認証を受けたマークがついているエッセンシャルオイルは、有機栽培で作られた植物が原料となっており、その含まれている割合にも決まりが有るので安心ですね。

ブランドで選ぶ

オーガニックのアロマオイルを取り扱っているブランドによっては自社経営の農園を持っていたり、ブランドが有機認証を受けていることもあります。そのため、品質へのこだわりが見えやすくなっているのでおすすめです。

ショップを持っているブランドなら、ショップで香りを確認することもでき、自分にあったアロマオイルを探しやすいでしょう。気に入ったものがみつかったら、公式通販から注文することもでき、便利です。

使い方や効果で選ぶ

オーガニックのアロマオイルは、専用の器具やアロマストーンなどを使って部屋に香りを漂わせる芳香浴で使うことが多いでしょう。

それ以外にも入浴時に浴槽に垂らす沐浴法やキャリアオイルで薄めてマッサージに使うなど様々な方法で楽しむことができます。どんな使い方かによって、香りを変えるのも楽しみ方の一つです。

リラックスや気分転換はもちろん、ゼラニウムやユーカリ、レモングラスなど香りによっては防虫効果などの便利な効果があるものも。アロマオイルの使い方や、得たい効果で選ぶのもいいでしょう。

好みの香りを探そう、オーガニックのアロマオイルの香りを紹介

アロマ用品と花
オーガニックのアロマオイルには様々な香りがあるため、どうやって選べばいいか迷ってしまうこともあるでしょう。ここからは代表的な香りの種類と特徴を紹介していきますので、参考にしてください。

甘くクセが少なくて使いやすいフローラル系

主に花から抽出される、フローラル系のアロマオイルは優しい甘さのある香りが多く、クセのあるものが少ないので選びやすいでしょう。定番のラベンダーやローズなどもフローラル系のアロマオイルです。

リラックス時以外にも幅広いシーンに使うことができ、来客時のおもてなしにもおすすめです。ほかにゼラニウムやカモミールなどもあります。

爽やかな香りでリフレッシュできる柑橘系

柑橘系のアロマオイルはその名の通り柑橘系の果実から抽出され、爽やかな香りが特徴です。原料となる柑橘系によっては甘さの有るものや苦さを感じるものもあり、好きな柑橘系の物を選ぶと良いでしょう。

柑橘系の香りは明るく前向きな気持ちにさせてくれると言われていて、リフレッシュにおすすめです。

代表的な香りにはオレンジスイート、ベルガモット、グレープフルーツなどがあります。

スッキリ爽やかな香りのハーブ系

爽やかな清涼感があり、リフレッシュにも向いているハーブ系の香りは、ハーブの花や葉から抽出されます。

古くから民間療法にも用いられてきたハーブの香りは、使われている原料によっても様々な効果があり、気分転換はもちろんそれ以外の場面でも使うことができます。

ペパーミント、ローズマリー、セージなどが代表的な香りです。

シャープで刺激的な香りが特徴的なスパイス系

スパイス系はその名の通り、料理にも使われるスパイスから抽出されたアロマオイルです。シナモンやジンジャーなど身近な香辛料の香りもあります。

シャープで刺激的な香りが気持ちを活性化させてくれる以外にも、他のアロマオイルに少し加えて香りのスパイスとして使うのもおすすめです。ほかにもクローブ、カルダモンなどの香りがあります。

森の香りで森林浴気分になれるグリーン系

樹木の皮や葉、枝などから抽出されるアロマオイルがグリーン系です。森林浴をしている時のような爽やかな香りが特徴で、原料となっている樹木によっても様々な個性があります。

部屋での芳香浴以外にも、入浴時に浴槽に数滴垂らすことで木製のお風呂に入っているような気分を味わうこともできます。代表的な香りにヒノキ、ユーカリ、ティーツリーなどがあります。

重厚感のある甘い香りのウッディ系

ウッディ系は樹木の樹脂から抽出されたアロマオイルです。グリーン系と異なり重厚感がある甘めの香りが特徴で、気持ちを落ち着かせリラックスすることができます。

香りが長持ちしやすく、クセのあるものも有るので、少量ずつ試すと良いでしょう。ベンゾイン、ミルラ、フランキンセンスなどが代表的な香りです。

エキゾチックな香りが個性的なオリエンタル系

重く甘い香りがエキゾチックな雰囲気を演出してくれるオリエンタル系のアロマオイルは個性的な香りが特徴です。好き嫌いが分かれてしまうこともあるため自分に合うかどうかを少量ずつ試すのがおすすめ。

オリエンタル系の香りはムードを高めてくれるため、ヨガや瞑想のときにも良く使われています。代表的なものはイランイラン、サンダルウッド、パチュリーなどです。

迷った時はセットやブレンドもおすすめ

オーガニックのアロマオイルには様々な香りがあるため、迷ったときは定番の香りをセットにしたものがあると便利です。リラックスやリフレッシュなど、使いたいテーマに沿ってセットになっている場合もあります。

複数のアロマオイルをブレンドして使うこともでき、目的に合わせてブレンドされたものも使いやすいでしょう。香りのセットだけではなく、アロマ用品とのセットもあり、ギフトとして送るのに最適です。

アロマオイルとしても使える! おすすめエッセンシャルオイル5選を紹介

エッセンシャルオイル

オーガニックのアロマオイルは、香りの良さや安全性の高さに加えて、100%天然オイルであるエッセンシャルオイルを選びたいと考える方もいらっしゃいます。

そんなオーガニックのエッセンシャルオイルの中でもアロマオイルとしておすすめな5つの商品をご紹介しましょう。ブランドの特徴を含めておすすめポイントもご案内します。

ニールズヤード レメディーズ|ティートリー・オーガニック

イギリスのアロマブランドで知られるニールズヤード レメディーズの「ティートリー・オーガニック」は、オーガニックな素材で作られたティートリーのアロマオイルです。

イギリスの「ソイルアソシエーション」認定のオーガニック精油を使用し、すっきりとしたフレッシュな香りが楽しめます。

ティートリーは、抗菌・殺菌作用や抗ウィルス作用があるため、乾燥する冬のシーズンとてもおすすめです。お部屋のディフューザーなどに垂らして使用してみるのも良いでしょう。

エンハーブ|ラベンダー

ハーブ専用ブランドであるエンハーブの「ラベンダー」は、安らぎを与えてくれる香りが特徴のエッセンシャルオイルなため、その香りに包まれながら眠りたくなる香りです。

エンハーブのオイルは、100%天然由来のエッセンシャルオイルとなっているため、ラベンダー本来の香りを楽しむことができます。寝付けない時や疲れが取れない時、また不安感を抱えている時にもおすすめな香りとなっています。

エンハーブでは、エッセンシャルオイルだけでなく、ハーブティーやハーブコスメも取り扱っているブランドなため、お気に入りの香りを見つけて、さまざまな使い方をしてみるのも良いでしょう。

フロリハナ|スイートオレンジ・オーガニック

フロリハナは添加物や有害な物質を使わず、オーガニック認証を受けた精油を取り扱うフランスのブランドで、価格も手頃なものが多くなっています。また、動物実験も行わないなど、品質だけではなく地球環境に優しい製品作りを行っているのも特徴です。

スイートオレンジ・オーガニックは収穫したての柑橘の皮をむいたような爽やかな甘さのある香りで、柑橘系のエッセンシャルオイルの中でも人気があります。明るくポジティブな気持ちになりたいときや、リラックスするときに使うと良いでしょう。

生活の木|有機ペパーミント精油

国内に多くの店舗をもつ日本のブランド、生活の木でもオーガニックのエッセンシャルオイルを取り扱っています。アロマ用品の取り扱いも多く、エッセンシャルオイルは3mlと少量から注文できるため、初心者でも試しやすいでしょう。

香料などにも使われているペパーミントは爽やかな香りが特徴で、リフレッシュに最適で
す。

フレーバーライフ|TRiptiy Life オーガニックブレンドエッセンシャルオイル

国内外の品質の高いエッセンシャルオイルを取り扱う、フレーバーライフは日本のブランドです。イギリスの供給元への品質チェックも定期的に行っており、良質なアロマオイルを手軽な価格で買うことができます。

TRiptiy Life オーガニックブレンドエッセンシャルオイルはイギリスの有機認証機関である「ソイルアソシエーション」に認定されたオーガニック原料を使ったブレンドアロマオイルです。

スイートオレンジ、ラベンダー・トゥルーが含まれるリラックスタイムに使いたいVATA(ヴァータ)とイライラしてしまったときのクールダウンに向いているペパーミント、レモンが含まれるPITTA(ピッタ)、グレープフルーツ、ブラックペッパーなどのスパイシーな香りで気分転換ができるKAPHA(カパ)がセットになっています。

オーガニックのアロマオイルでアロマテラピーを楽しもう!

様々な種類のオーガニックオイル

オーガニックのアロマオイルは、植物が持つ自然な香りを楽しむことができるため、植物それぞれの効能を体感することができるオイルです。

エンハーブのラベンダーは疲れた時やリラックスしたい時に効果を発揮してくれるでしょう。

明るい気持ちでリフレッシュしたい時はフロリハナのスイートレンジがおすすめです。

色々な香りを試したいという方はTRiptiy Life オーガニックブレンドエッセンシャルオイルを気分に合わせて使うと良いでしょう。

アロマテラピーとしても取り入れことができますので、好みの香りや気になる効能をチェックして、自分だけのアロマオイルを見つけてみてはいかがでしょうか。

参考:
有機食品の検査認証制度(農林水産省)
オーガニックコスメ(エコサート・ジャパン)

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