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ボタニカルのクレンジングとは? おすすめのボタニカル系クレンジング9選

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2020.09.10

近年、コスメやボディケア商品などでよく目にするようになった「ボタニカル」という表示。クレンジングを購入するときも、なんとなく体に良さそうだから、という理由でボタニカルの商品を選んでいる人もいるかもしれません。

しかし、ボタニカルという言葉の意味を理解すれば、もっと安心して使えるでしょう。

今回は、ボタニカルの定義を解説するとともに、おすすめしたいボタニカルのクレンジングアイテムを9つピックアップしてお伝えします。あなたにふさわしい1品を見つけてみてください。

ボタニカルのクレンジングとは?

皿の上に置かれたジェル

ボタニカルのクレンジングは、一般的なクレンジングとどう違うのでしょうか。ボタニカルという言葉の定義を知り、ボタニカルクレンジングの詳細を見ていきましょう。

そもそも「ボタニカル」ってどういうこと?

ボタニカルとは、英語で「botanical」と表記し、「植物の/植物学の」「植物から採った」というような意味があります。語源はフランス語の「botanique」です。

ボタニカルのクレンジングとは|植物由来成分・エキスが配合されている

ボタニカルの意味から想像できるように、ボタニカルのクレンジングとは、植物性の素材が使用されているものを指します。一般的なクレンジングでは、石油由来の化学成分が多く含まれているのに対し、ボタニカルクレンジングは、植物由来の成分を配合しているのです。

しかし、ボタニカル商品の定義はあいまいで、植物性の成分の量は問いません。そのため、植物由来のエキスはほんのわずかで、残りの90%以上が化学的な成分だったとしても、「ボタニカル」という表示をすることが可能です。

植物由来の成分がたっぷり配合されているクレンジングを使いたいなら、商品表示をよくチェックすることが大切といえます。

ボタニカル=無添加なの?

ボタニカルとは植物由来成分を配合しているというだけで、添加物を使用していないかどうかの指標にはなりません。無添加のクレンジングを求める方は、「添加物不使用」「無添加」という表示があるかどうかを確認しましょう。

ボタニカルとオーガニックはどこが違うの?

ボタニカルと混同しがちな言葉に、「オーガニック」があります。オーガニックとは「有機(の)」という意味。有機栽培された植物などに使われる言葉です。

しかし、オーガニックには厳密な規格があります。化学的な肥料や農薬を使わない、遺伝子組換え技術を用いない、環境への負担を減らす、といった厳しいチェック項目をクリアし、有機栽培であると認められたものだけが「オーガニック」を名乗ることができるのです。

ただし、日本でオーガニックと認証されるのは、農産物・加工食品・飼料・畜産物のいずれかのみ。化粧品の分野においては、オーガニックに関する決まりがありません。オーガニック栽培された植物を使用しているコスメが「オーガニックコスメ」として販売されていることはありますが、多くが海外製で、現地で認証されたものです。

なお、ボタニカルのクレンジングには植物由来成分が入っていますが、その植物を育てる際に化学肥料や遺伝子組換え技術を使っているかどうかまではわかりません。

ネットで購入できる! おすすめ商品を紹介

クレンジング剤とオイルとクリーム

ボタニカルのクレンジングにはどのようなアイテムがあるのでしょうか。9つのラインナップをお届けします。

ダヴ|ボタニカルセレクション ポアビューティ― オイルクレンジング

しっとり成分として、アルガンオイル、ホホバオイル、アボカドオイル、アプリコットオイル、洗浄をサポートする成分としてグレープシードオイルという5種類のオイルを配合した、オイルタイプのボタニカルクレンジング。

植物由来なので化学成分に比べて肌にやさしく、それでいて濃密なオイルがメイクや皮脂汚れをしっかり絡め取って除去します。毛穴まですっきりしてつるんとなめらかなお肌へ。
ダヴ|ボタニカルセレクション ポアビューティ― オイルクレンジング

ディブ|オリーブ&アルガンクレンジングオイル

スペイン産オリーブとモロッコ産アルガン由来の2種類のオイルを用いた、ボタニカルのクレンジングオイル。贅沢な成分を使用しており高品質なのに、求めやすい価格でコスパが良いのも魅力的です。

天然素材を使用しているため、敏感肌の方でも使いやすいでしょう。手が濡れていても使え、W洗顔不要で手間もかかりません。
ディブ|オリーブ&アルガンクレンジングオイル

ハレナ|オーガニックホットクレンジングジェル

100%天然由来成分を使用して作られた、ジェルタイプのボタニカルクレンジング。バオバブやホホバ由来のオイル、エーデルワイスやヨモギのエキス、シアバター、レモン果汁などボタニカル成分を多数配合しています。

有機素材や自然由来の成分を配合していると認められ、国際的な認証団体から「オーガニック」と認定されています。さらに、香料や合成色素、鉱物油など9つの面で無添加。皮膚に負担をかけずにメイクオフし、汚れ除去後のすっきり感としっとり感もキープしてくれるでしょう。
ハレナ|オーガニックホットクレンジングジェル

リラクレ|FRH クレンジングホワイトゲル

メイク落としとスキンケアをダブルで叶えてくれるボタニカルクレンジングです。秘密はフルーツ、ライス、ハニーというトリプル成分、その名も「FRH」。

お肌の生まれ変わりを促すビルベリーやオレンジなどのフルーツ由来のエキス、米の発酵液(ライス)、そしてうるおいをチャージするハチミツ(ハニー)が、肌を健康に保ちながらハリやツヤをサポートしてくれます。

さらに、美肌づくりに有効なプラセンタエキスも配合した贅沢なクレンジング。柑橘系の香りに癒やされながら化粧を落とせて、美容液並みに肌ケアの実力もあり、一度使ったら手放せなくなりそうです。
リラクレ|FRH クレンジングホワイトゲル

ヴァントルテ|ボタニカルモイストクレンジングミルク

大手美容口コミサイトの「ミルククレンジング部門」で2位に輝いたことがある、人気の高いクレンジング。サトウカエデとチシマザサ由来のボタニカルウォーターを配合しています。肌に必要な油分は残し、さわやかにメイク汚れを取り除いてくれるでしょう。

さらに、植物幹細胞とヒト型セラミドも含まれており、肌の乾燥を防いでしっとりとみずみずしい仕上がりに。使用後にW洗顔をしなくても、化粧水を塗らなくても、つっぱりやごわつきを感じず快適に過ごせるでしょう。国産無添加商品という点も、安心ポイントですね。
ヴァントルテ|ボタニカルモイストクレンジングミルク

ボタニカルマルシェ|泥あわクレンジング

トマトやナツメ、カミツレなど、14種類のボタニカル成分を配合。天然成分98%、8種類の無添加と、皮膚にやさしいクレンジングフォームです。

3種類のクレイ(泥)でメイクをすっきりオフし、毛穴の黒ずみもさっぱりきれいにしてくれるでしょう。まつエクをしていても使えます。W洗顔不要なのも便利。
ボタニカルマルシェ|泥あわクレンジング

ボタヴィータ|クレンジングバター

バターのようにするりと溶けて、肌をこすらなくても汚れが取り除けるクレンジング。ホホバオイルやシアバターなどのボタニカル成分を配合しています。

シリコンや着色料などの添加物は不使用で、敏感肌の方やナチュラル派の方にもぴったりでしょう。使用後もしっとりとうるおって、心地よく過ごせます。
ボタヴィータ|クレンジングバター

アンダルー ナチュラルズ|Aミセラスワイプ

リンゴ、ブドウ、クコなどの植物性素材を配合したボタニカルクレンジング。シートタイプで、使い捨てできるのが便利です。

ミセル粒子がメイクや皮膚の汚れをしっかり吸着し、つるりと落とします。オーガニックかつヴィーガンにも対応しており、安心安全なアイテムです。
アンダルー ナチュラルズ|Aミセラスワイプ

ボタニカルエステ|ボタニカルクレンジングウォーター

1本でクレンジング、洗顔、化粧水など6役を果たしてくれる6in1アイテム。忙しい朝や眠い夜もお手軽ケアできます。

セージやタイム、ハトムギなど、21種類ものボタニカル成分を配合した贅沢な1品です。SNSでも人気が沸騰しています。
ボタニカルエステ|ボタニカルクレンジングウォーター

W洗顔不要やシートタイプも! 自分に合った商品を選んでスキンケアに加えよう

フェイスケアをする女性

ボタニカルという言葉の意味がよくわからないままボタニカル商品を使っていた人も、知識が深められたことでしょう。ボタニカルクレンジングを選ぶときは、どれでもいいのではなく、しっかり成分をチェックするとより安心です。

ボタニカルのクレンジングアイテムには、いろいろな種類やタイプがありました。面倒なW洗顔の手間が省けるものや、シートで手軽にメイクを落とせるものなど、あなたにぴったりの商品が見つかったのではないでしょうか。気になったアイテムはぜひ試してみてくださいね。

参考:
【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは~(農林水産省)
有機食品の検査認証制度(農林水産省)

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