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オーガニックコンシーラーの化粧品

オーガニックのコンシーラーとはどんなコスメ? おすすめアイテムも紹介

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2020.10.19

オーガニックのコスメにもさまざまな種類があります。クレンジング、化粧水、美容液などなどのベースメイクはもちろん、アイシャドウやチークなどのポイントメイクにもオーガニック商品が存在。

そこで、日常的に使う化粧品のうち、今回はコンシーラーに注目しました。オーガニックのコンシーラーとは一体どのようなものなのか、チェックしてみましょう。

そもそもコンシーラーってどんなもの?

ピンクのオーガニックコンシーラーまずは、一般的なコンシーラーというものの基本情報をおさえておきましょう。コンシーラーの役割とタイプについてご紹介します。

コンシーラーの役割

コンシーラーはどのようにして使うのでしょうか。大きく分けて3つの働きがあります。

クマやシミなどをカバーする

コンシーラーは「部分用ファンデーション」と位置づけられることもあります。気になる部分をカバーするのは、もっともメジャーなコンシーラーの使い方。クマ、くすみ、そばかす、シミなどを隠すのに用いられます。

ハイライト効果で立体感を出す

ハイライトとは、高い部分などを明るく見せて陰影を作り、凹凸感を際立たせるメイク方法。コンシーラーを使うことで、ハイライトの効果も作れます。

ラメやパール入りのコンシーラーを使ったり、トーンの異なるコンシーラーを使い分けたりすると、立体感が出て美しさが際立つでしょう。

厚ぼったい唇を薄くして形を整える

唇の厚さが気になる場合、コンシーラーを使って唇の周りの色をぼかし、薄く見せるテクニックもあります。唇の外形を、周りの肌の色に同化させるイメージです。たらこ唇がコンプレックスの方は、ぜひ挑戦してみてください。

コンシーラーの種類

コンシーラーの形状には、どんなものがあるのでしょうか。メジャーな4種類をご紹介します。

スティックタイプ

スティック状のコンシーラーは、リップのように手で握って使います。肌に密着しやすく、カバー力が高いのが特徴です。厚塗りには注意しましょう。

クリームタイプ

やわらかく伸びがよいクリーム状のコンシーラー。指やチップを使って、気になる部位に乗せましょう。カバー力も高いですよ。

リキッドタイプ

テクスチャーの硬さはさまざまですが、ゆるいものは比較的薄づきで、そのぶんカバー力もソフトな傾向です。伸びやすいので、大きなそばかすなど広範囲に使える点は便利でしょう。

パレットタイプ

パレットに収納されたコンシーラー。硬めのテクスチャーのものが多く、しっかり密着して気になる部分をカバーしてくれるでしょう。

オーガニックコンシーラーと普通のコンシーラーの違い

いよいよここからは、オーガニックのコンシーラーについて解説していきます。

オーガニックコンシーラーは有機原料を使っている

オーガニックコンシーラーとは、有機栽培原料を使って作られたコンシーラーのことです。では、有機栽培とは一体どんな栽培方法なのでしょうか。

オーガニック(有機)とは

「オーガニック」という言葉は、日本語で「有機(の)」という意味です。つまり、「有機栽培=オーガニック」

有機栽培とは、化学的な農薬や肥料に頼らず、自然の力を使って育てる生育方法です。害虫や雑草は、化学農薬をまけば比較的簡単に除去できます。しかし、オーガニックでは手作業や、一部の許可された有機的な物質を使って取り除かれるのです。

そのため、通常の農業に比べて手間ひまがかかっています。

オーガニック認証マークをチェック

有機的な育て方をしていても、認証機関に認められていなければ「オーガニック」や「有機」を名乗ることができません。そこで、商品選びの際に目安となるのが認証マーク。

各国や各地域で、さまざまなオーガニックの認定機関があります。日本の「有機JAS」、アメリカの「USDA」、フランスの「エコサート」、ヨーロッパの「NaTrue」など、それぞれ認証マークがあるので、購入時にチェックしてみるといいでしょう。

ただし、日本ではオーガニックのコスメに対して明確な基準がありません。原料の1つでもオーガニック素材を使っていれば、オーガニックコスメを名乗ることができてしまいます。

オーガニックコンシーラーの選び方

オーガニックコンシーラーを塗るための筆つづいては、オーガニックのコンシーラーを選ぶ際のポイントをお伝えしましょう。

配合成分をチェックする

オーガニックのコンシーラーを選ぶ際、入っている成分は注目したいところ。オーガニック原料がどれぐらい使われているかや、添加物の有無を確認しておきましょう。

オーガニックコンシーラーだからといって、無添加とは限りません。ただし、添加物にも天然由来のものと合成された化学的なものがあるので、無添加でなくても、なるべく天然由来のものを選ぶのが正解。

化学的な成分は、刺激が強くお肌にも悪影響を与えやすいです。敏感肌の方や肌荒れしやすい方は、化学成分不使用のオーガニックコンシーラーを使うと安心でしょう。

保湿成分が入っているか

いくらオーガニックのコンシーラーでも、使ってカサカサと肌が乾燥するのはイヤなもの。うるおいを与える成分が入っているアイテムをおすすめします。

おすすめのオーガニックコンシーラー

様々なオーガニックコンシーラー選び方がわかっても、どんなアイテムがあるのかわからないという方も多いはず。そこで、オーガニックコンシーラーのおすすめ商品を厳選しました。

アクア・アクア|オーガニックスティックコンシーラー

「アクア・アクア」新鮮なフルーツ原料を使用した、オーガニックコスメの人気ブランド。オーガニックなのに価格もリーズナブルで、多くの女性に支持されています。

こちらのコンシーラーには、オーガニックのアルガンオイルを配合。さらに、コメヌカ、スクワラン、モモなどのエキスで保湿しながら、肌トラブルをカバーしてくれます。スティックタイプでメイク直しが手軽なのもうれしいですね。

ナチュラグラッセ|コレクティング スティック

100%天然由来にこだわったオーガニック化粧品を生み出しているナチュラグラッセ。スティックタイプのコンシーラーには4つのカラー展開があり、皮膚にぴたりとくっついて、なめらかに補正します。色ごとに期待できる効果が異なるので、全色そろえて使い分けるのもいいでしょう。

amritara(アムリターラ)|ブライトカバーコンシーラー SPF50+ PA++++ レフィル

2008年に日本で誕生したオーガニックコスメのブランド、アムリターラ。九州に自社農園を構えてハーブを自家栽培したり、世界中の厳選した素材を集めたりして製品づくりを行っています。

ブライトカバーコンシーラーは、パレットタイプ。オーガニックのホホバオイルやココナッツオイルなどを配合しています。UVカット効果もあり、オーガニックのカンカなどで保湿力もばっちり。カラーは3色あり、専用コンパクトには2色同時にセットできます。

オーガニックコンシーラーを使いこなしてさらに美しく

オーガニックコンシーラーを塗った女性コンシーラーは使い道が幅広く、形状もさまざまであることがわかりました。使うのが楽しみですね。

オーガニックのコンシーラーなら、化学成分が入っていない、もしくは少ないため、敏感肌の方でも使いやすいでしょう。上手にオーガニックコンシーラーを使いこなし、美をキープして女子力を高めてください。

参考:
【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは(農林水産省)
有機食品の検査認証制度(農林水産省)

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