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オーガニックのボディオイルって何が違うの? 選び方のポイントとおすすめ商品3選を紹介!

life

2021.05.17

ボディオイルは、潤いのある美しい肌をキープするために必要不可欠のアイテムです。保湿ケアのほか、ボディマッサージや爪のケア、髪にも使えるのが魅力。ボディオイルは肌に直接つけることから、なるべく低刺激のものを使いたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、肌にやさしいオーガニックのボディオイルについて詳しく解説します。

オーガニックのボディオイルは普通のものと何が違うの?

オーガニックなタオルとオイル

ここでは、オーガニックのボディオイルについて説明していきます。また、通常のボディオイルとの違いについても、あわせてお伝えいたします。

有機栽培された原材料を使用・天然由来成分が配合されている

一般的に販売されているボディオイルとは異なり、オーガニックのボディオイルには有機栽培された原材料が使用されており、天然由来成分が配合されています。

有機栽培とは、化学的な農薬や肥料、遺伝子組み換え技術を使わない栽培方法のこと。つまり、オーガニックのボディオイルは、自然の力を活かして丁寧に育てられた原材料から作られているのです。

海外ブランド|オーガニック認証をクリアして販売されている

海外ブランドのオーガニックボディオイルは、オーガニック認証をクリアして販売されている商品です。海外のオーガニック認証機関には、さまざまな厳しい基準が設けられているといわれています。

海外のオーガニック認証には、EU・ベルギーのNATRUE(ネイトゥルー)、フランスのエコサート、ドイツのBDIHなどがあります。

国内ブランド|美容アイテムのオーガニック認証基準がない

海外とは異なり、日本にはコスメ関係の認証基準が存在しません。日本には有機JAS認証と呼ばれる制度が存在しますが、食にまつわる4品目(農産物・加工食品・畜産物・飼料)のみが対象です。

したがって、オーガニックのボディオイルをはじめとする日本製のオーガニックコスメには、事業者が定めた独自の規定が表示されています。しかし、日本メーカーの商品の中には、海外のオーガニック認証を受けているものも存在します。

安全性が比較的高いから安心して使用できる

冒頭でお伝えしたとおり、オーガニックのボディオイルは化学的に合成された農薬や肥料を使用しない、有機栽培で育てられた原材料から作られています。

普通のボディオイルと比べると、成分や製法にこだわっている分、安全性が高く肌にやさしいといえるでしょう。肌が繊細な方でも、使いやすいのではないでしょうか。

天然成分でアレルギー反応が起きることも

オーガニックのボディオイルは、すべての人の肌に合うわけではありません。植物由来の天然成分が配合されているため、アレルギー反応が起こることも。

肌に直接つけるものなので、気になる方や敏感肌の方は事前にパッチテストを行うのがおすすめです。

効果を高めるには? ボディオイルの使い方をおさらいしよう!

ピンクの花とオイル

自己流でボディオイルを使っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、ボディケアの効果を高める使い方を紹介します。ボディオイルの効果的な使い方をマスターして、しっとりと美しい素肌を手に入れましょう。

ボディオイルを塗る最適なタイミングは?

お風呂上がりで肌に水分が少し残っている状態が、ボディオイルを塗る最適のタイミングといえます。肌が湿っている状態の方がオイルの滑りが良く、水分とオイルで乳化反応が起こり、肌になじみやすくなります。

さらに、入浴後は血流が良く肌があたたまっているので、オイルが浸透しやすいのです。

ボディオイルを塗る範囲は?

ボディオイルは体のほか、髪や爪にも使えます。ただし、炎症が起きている部分や胸元・背中といった皮脂の多いところは塗らない方が良いでしょう。

ボディオイルはボディケアを目的として作られていますが、顔に使用できるものもあります。顔に使いたい場合は、説明書に顔への使用OKとの記載があるかチェックしてみてください。

どう塗ればいいの?

手に出したボディオイルを、手の熱で少し温めてから使用するのがポイント。オイルは、温めてから使った方が伸びやすいのです。オイルを温める際は、両手を合わせて温めましょう。

オイルが温まったら、ひじ・ひざ・お腹・首など一パーツずつ塗ってマッサージしてください。髪の毛にオイルをなじませる際は、たくさんつけるとべたついてしまうので、少量でOKです。

保管方法に気をつけよう!

封を開けたらオイルの酸化がはじまります。オイルの酸化は香りの変化や肌トラブルの原因になるので、開封後2~3ヶ月を目安に使い切りましょう。

なお、オイルの酸化を防ぐため、直射日光を避けて保管するようにしてください。湿気もオイルを酸化させる原因となるので、洗面台やお風呂場ではなく、湿気の少ない場所に保管するのがおすすめです。

ボディオイルの選び方のポイントを解説!

瓶に入ったボディオイル

つづいて、ボディオイルを購入する際の選び方のポイントをお伝えします。以下のポイントを踏まえてボディオイルを選べば、あなたにぴったりのものが見つかるはず。ぜひ参考にしてくださいね。

1. 認証マーク&オーガニック成分を確認しよう

まずは認証マークをチェックしましょう。前述したとおり、国内ブランドの商品でも海外の認証マークを取得しているものもあります。

認証マークを取得していないオイルを購入する際は、どんなオーガニック成分が含まれているかを確認してください。実は、オーガニック成分の配合率がたったの1%でも、オーガニックコスメと名乗って販売することができてしまいます。

豊富なオーガニック成分を含むボディオイルを選ぶためにも、購入前に成分配合率をチェックしておきましょう。

2. オイルの種類で選ぶ

オイルにはさまざまな種類のものがあり、種類によって肌への効果も異なります。そのため、肌の悩みや使用目的に合ったオイルを選択してください。では、ボディオイルによく使用される、3種類のオイルの特徴を見ていきましょう。

アルガンオイル

加齢による肌の変化が気になる方におすすめなのが、アルガンオイルです。ビタミンEが豊富に含まれているので、肌にハリや潤いを与えてくれます。また、美白や肌の新陳代謝の正常化を促す効果が期待できますよ。あまりベタつかないオイルなので、オイル特有のベタつきが苦手な方や、髪の毛に使いたい方にもおすすめです。

ホホバオイル

乾燥肌の方や保湿効果のあるボディオイルを使いたい方は、ホホバオイルを選んでみてはいかがでしょう。ホホバオイルは保湿力に優れたオイルとして知られています。さらに、肌にハリを与え、シミ・シワのほか妊娠線の予防効果も期待できます。

オリーブオイル

オリーブオイルは、ボディオイルを使ってボディマッサージをしたい方におすすのオイルです。保湿や肌を柔らげる作用のほか、白髪を防ぐ効果も期待できるといわれています。肌になじみやすく、もったりとしたテクスチャが特徴です。

おすすめのオーガニックのボディオイル3選を紹介!

コルクとボディオイル

ここでは、おすすめのオーガニックボディオイルを紹介します。

レミオ|オーガニック アルガンオイル

一つ目のおすすめ商品は、オーガニック天然成分100%のボディオイルです。エコサートやUSDAなど4つの認証マークを取得している商品なので、肌が繊細な方でも安心して使えるでしょう。

レミオのアルガンオイルは、豊富な栄養成分を含む樹齢35~65年の樹から、熟して落果した果実のみを使って作られています。そのため、ビタミンEなどの美容成分がたっぷりと含まれているので、肌の新陳代謝を促進し、弾力性のある透明な肌へと導いてくれるでしょう。

マンデイムーン|ホホバオイル・未精製・オーガニック

つづいては、ホホバオイルのボディオイルです。オーガニック認証であるエコサートが付与されており、酸化防止剤や防腐剤も使われていないので安心。赤ちゃんのベビーオイルとしても使えますよ。

熱を加えないコールドプレス製法により抽出されたオイルなので、加熱に弱い成分もそのまま残っています。さらに、未精製オイルなので美肌へと導いてくれる「トコフェロール(ビタミンE)」や「レシチン」などの美容成分も豊富に含まれています。高品質にも関わらず、お手頃価格なのも魅力。

クナイプ|ビオ オイル

最後のおすすめ商品は、クナイプのオーガニックボディオイルです。クナイプは、オーガニック先進国として知られるドイツを中心に人気のハーバルブランド。

そんなクナイプの「ビオ オイル」は、100%天然由来成分のオリーブオイルで、オーガニック認証のNATRUEを取得済みの商品です。グレープフルーツ果皮油が配合されているので、爽やかな香りを楽しめます。肌の乾燥対策だけでなく、キズあとや妊娠線の保湿にもおすすめです。

オーガニックのボディオイルをボディケアに取り入れよう!

黄色のボディオイル

このページでは、オーガニックのボディオイルについて詳しくお伝えしました。オーガニックのボディオイルは、こだわりの有機原料を用いて作られており、品質が良く肌にもやさしいオイルであることが分かりましたね。

本記事を読んで、より一層オーガニックのボディオイルに興味を持った方も多いのではないでしょうか。お伝えした選び方のコツやおすすめ商品を参考にし、ご自身の肌に合ったオイルを手に入れて、毎日のボディケアに取り入れてみてくださいね。

参考:
有機食品の検査認証制度(農林水産省)
化粧品のパッチテスト(JCIA 日本化粧品工業連合会)

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