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離乳食を食べる赤ちゃんの風景

オーガニックの離乳食とは? 無添加とはどこが違うの?|おすすめのオーガニック離乳食ブランドを紹介

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2020.04.11

生まれてしばらくは母乳やミルクから栄養を摂る赤ちゃん。月齢が増すにつれて少しずつ食べ物を口にするようになります。元気に育って欲しいからこそ、食べ物には気を使ってあげたいですね。

今回は、赤ちゃんの体に優しいオーガニックのベビーフードについてご紹介します。おすすめのベビーフードもお伝えするので参考にしてくださいね。

オーガニックのベビーフードとは? 無添加とはどこが違うの?

手の平一杯に積まれた野菜「小さな赤ちゃんが口にする食べ物は、安全でおいしいものを選んであげたい!」そう考えるママは多いですね。そんなママたちの多くに支持されているのが、オーガニック食材を使用したベビーフードです。

ここではオーガニックのベビーフードとは具体的にどんなものか、また、オーガニックのベビーフードと同じく注目される「無添加ベビーフード」とどう違うのかについてご紹介します。

化学肥料や農薬に頼らない栽培方法で作った野菜などを使用

オーガニックのベビーフードとは、赤ちゃんの離乳を手助けする目的でオーガニック食材を原料にして作られた加工食品のことです。オーガニック食材とは、化学肥料や農薬に頼らない栽培方法で作った野菜などの農産物のことをいいます。

まれに「オーガニック」ではなく「有機」と表示されることもありますが、この二つは同じ意味です。農薬などを使用しないオーガニックのベビーフードであれば、赤ちゃんだけでなく大人も安心して食べることができますね。

無添加とはどこが違うの?

店頭で市販されているベビーフードに、「無添加」と書かれているものを見たことはありませんか?無添加と書いてあると「余計なものが入っていないから赤ちゃんの体によさそう」とよいイメージをもつママも多いかもしれませんね。

無添加とは、文字通り「添加して無い」こと。つまり添加物が入っていないことをいいます。ただし、全く入っていないことではありません。例えば「着色料、保存料、香料無添加」と書かれていても、ほかの添加物は入っている可能性があるのです。

「無添加」と書かれている場合、何が添加されていないのか、入っているならどんな添加物が入っているのかを、パッケージなどで確認することが大切です。

一方、オーガニックのベビーフードは「原料のほとんどにオーガニック食材が使用されていること」が特徴です。

添加物に関しては「全く使用してはいけない」わけではなく、科学的に合成されていない添加物など、国が認めたものを少量であれば使用できることになっています。

日本でオーガニック食品を見分けるには?|有機JAS認定商品

消費者は一般的に、自分たちが口にする作物が育つ過程や、加工品が作られる様子を目にする機会がほとんどありませんね。そのため「オーガニックと書いていあるけど、本当に化学肥料や農薬を使わずに育てているの?」と疑問を持つ人もいると思います。

そこで目安となるのが「有機食品のJAS規格」です。有機食品のJAS規格は日本のオーガニック認定制度。農林水産省が認定した認定事業者の検査を受けて合格した農産物、加工食品、飼料及び畜産物が、有機JAS認定商品となります。

認定されるには、『2年以上前から農薬や化学肥料などを使用していない畑で栽培していること』『遺伝子組み換えの種を使用しないこと』などの厳しい条件をクリアする必要があります。

そして、その厳しい条件をクリアした証が「有機JASマーク」です。太陽と雲と植物をイメージしたマークで、有機JASの認定を受けた農産物や加工食品、飼料、畜産物に貼ってあります。もちろん、オーガニックのベビーフードにも貼られていますよ。

なお、「オーガニック」や「有機」という名称は、有機JASマークが貼ってある食品にのみ表示してもよいことになっています。有機JASマークを目安に選ぶようにすると安心ですね。

赤ちゃんに安心を|おすすめのオーガニック離乳食ブランドを紹介!

天然木材の食器に注がれた離乳食赤ちゃんの健やかな成長を願って、様々なブランドがオーガニック離乳食を展開しています。今回はその中でもこだわりのベビーフードを提供する三つのブランドをご紹介します。

Green Mind(グリーンマインド)

「農業から未来をつくる会社」として創業したGreen Mind(グリーンマインド)。日本人の主食である米を使った2種類の赤ちゃん用のお粥を、赤ちゃんの月齢に合わせて展開しています。2種のお粥は「プレーン」と「だし仕立て」です。

お米は有機農法一筋で頑張っている農家さんたちが、愛情いっぱいに育てたもの。「プレーン」は、この厳選された米と水だけで作られています。米のうま味のおかげで調味されていなくてもとても味わい深く、赤ちゃんが初めて食べる離乳食にピッタリです。

「だし仕立て」には米と水に加え、国産の鰹節と天然昆布を使った1番出汁が使用されています。本物の旨味が、赤ちゃんの豊かな味覚を育みますよ。

それぞれのお粥は、月齢に合わせて粒の状態やペーストの硬さ、出汁の濃さを細やかに変えてあります。風味豊かなお粥をぜひ試してみてください。

味千汐路(あじせんしおじ)|有機まるごとベビーフード

国産有機素材にこだわり、添加物や着色料などを使用しないベビーフードを作り続ける味千汐路(あじせんしおじ)。「有機まるごとベビーフード」シリーズには「ごはんシリーズ」「ペーストシリーズ」「スープシリーズ」などのラインアップが用意されています。

最もバリエーションが豊富な「ご飯シリーズ」には、小松菜と人参のお粥、野菜おじや、五目炊き込みごはん、鯛の炊き込みごはんなど、月齢に合わせた豊富な種類が用意されています。

もちろん使用されているのはすべて国産有機米で、品種は美味しさにこだわったコシヒカリ。また使用する野菜も国産有機野菜です。
添加物を使用しない点でも徹底されており、有機丸ごとベビーフードに使用される調味料は有機加工品です。また、保存料を使用しない代わりにレトルト殺菌(加圧加熱殺菌)で長期保存を可能にしています。

味千汐路(あじせんしおじ)では赤ちゃんの食べ物だけでなく、大人も楽しめるハーブティーやドレッシング、アイスクリームなどの商品も取り扱っています。大人と子どもが一緒に利用できるのもうれしいですね。

地球畑|ベビーフードシリーズ

鹿児島県を中心に栽培されたオーガニック野菜を取り扱う「地球畑」。地球畑が赤ちゃんのために丁寧に作った離乳食が「ベビーフードシリーズ」です。オーガニックの食材を使い、保存料や着色料、添加物などを一切使用せず作られています。

ベビーフードシリーズの中でもおすすめが、瓶詰にしたオーガニック野菜のペーストです。有機栽培で育てた紅はるかとあんのういも、かぼちゃと人参、人参と玉ねぎの3種のペーストで、それぞれサツマイモ澱粉でとろみをつけてあります。

有機野菜の甘味をそのまま感じられる野菜ペーストは、5カ月ごろから食べられるので、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんにもピッタリです。また瓶に入っているので、必要な分だけを取り分けたら蓋をして保存することができて便利です。

野菜ペーストのほかには「有機米のおかゆシリーズ」もあり、プレーンの柔らかいお粥、カボチャのお粥、鶏と有機野菜のお粥など、月齢に合わせて利用できます。レトルトパウチタイプなので、お出かけ先に持って行くのも便利です。

赤ちゃんお気に入りのベビーフードを見つけて!

1人でご飯を食べる幼児の風景オーガニックのベビーフードは化学肥料や農薬に頼らず、自然の力を生かした農産物などを加工して作られます。加工するときも科学的な添加物などは使用しないため、まだ抵抗力の弱い赤ちゃんにも安心して食べさせることができますよ。

「どれがオーガニックのベビーフードかわからない」というときは、 オーガニック食品の印である有機JASマークを目印にしましょう。日本で販売されているオーガニック食品には、必ずこのマークが貼られる決まりになっています。

今回ご紹介したオーガニックフードは、いずれも赤ちゃんの健康を願って育てた野菜等を使用し、心を込めて作られています。もちろんご紹介した以外にも、多くのメーカーが赤ちゃんに優しいオーガニック離乳食を展開していますよ。

ママが信頼できるオーガニック離乳食ブランドを選んで、赤ちゃんが気に入ってくれるベビーフードを見つけてくださいね。

参考:
有機食品の検査認証制度:農林水産省(農林水産省)
Q&Aでオーガニックを知ろう!(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)

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