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オーガニックCBDオイルとは? 種類と選び方を解説|おすすめブランド&人気オイル9選を紹介

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2021.12.16

CBDオイルに興味のある方のなかには、より安全なものを選びたいと考えている方も少なくないことでしょう。そこで、オーガニックのCBDオイルを提案します。

はじめにCBDオイルとはどんなものなのか、またオーガニックは普通のCBDオイルとどう違うのかを解説したうえで、選び方やおすすめ商品も紹介しましょう。

オーガニックCBDオイルとは?

CBDオイルのイメージ
そもそもCBDオイルとは一体どんな商品なのでしょうか。CBDオイルの正体に迫るとともに、今記事のテーマであるオーガニックCBDオイルについて解説します。

キーワードは「CBD」|カンナビノイドから抽出されたカンナビジオール

はじめに、オーガニックCBDオイルを語るうえで欠かせない、CBDについて説明します。CBDとは「Cannabidiol(カンナビジオール)」の略称です。麻(ヘンプ)に含まれる100種類以上ある物質「カンナビノイド」の一種です。

大麻じゃないの?|日本で禁止されている葉や花は不使用

麻というと大麻を指すことが多いですが、広い意味では大麻のほかに「亜麻(リネン)」「黄麻(ジュート)」「苧麻(ちょま/ラミー)」などもあります。

そのうち、CBDは大麻草から抽出されるもの。日本には「大麻取締法」という法律があり、麻の葉や花の使用(栽培や所持)は禁じられています。しかし、CBDは法律で禁止されていない茎や種子の部分を使用するため、合法なのです。

THCとの違いは?|カンナビノイド受容体に対する親和性

CBDのほかに、「THC」というカンナビノイドもあります。「Tetrahydrocannabinol(テトラヒドロカンナビノール)」の略称で、精神活性作用(いわゆる「ハイになる」状態を引き起こす力)が高いため、法律で禁じられています。

海外ではTHCが合法とされている国や地域もあるので、海外製のCBD商品にはTHCを含んだ商品も存在しますが、日本には輸入禁止です。そのため、国内ではTHCの入ったCBDオイルは流通していません。

CBDオイルとは|CBDをMCTオイルなどに配合した製品

では、CBDオイルとは何なのかというと、大麻から得られたCBDをMCTオイルやオリーブオイルなどのベースオイルに配合した商品のことです。

CBDを使った商品はオイル以外にもキャンディや化粧品などがありますが、オイルタイプは体内への吸収率が高いとされていることや、手軽に取り入れやすい点が特徴です。

ヘンプオイルとはどこが違うの?

ヘンプオイルは麻から採れるオイルのことで、主に種子の部分から抽出されるため「ヘンプシードオイル」とも呼ばれるものです。CBDが含まれている商品もありますが、含まれていないこともあります。

オーガニックのCBDオイルとは|有機栽培された原料を使用

CBDオイルについて学んだところで、いよいよ本題のオーガニックCBDオイルについて説明しましょう。

オーガニックとは「有機」という意味を持つ言葉で、有機栽培や有機栽培された作物、有機作物から作られた商品に対しても用いられます。

有機栽培とは、化学的な肥料や農薬などを使わず、自然界に存在する水や空気、土などの力を生かして作物を育てる農業のこと。ただし、オーガニックであると認められるには、厳しい基準をクリアする必要があります。

CBDオイルでいうと、有機作物(から得られた成分)を使用して作られた商品がオーガニックに該当します。

しかし、CBDのもととなる麻が有機である、ブレンドするオイルが有機である、麻とオイルのいずれも有機であるなど、商品によってオーガニックの度合いが異なるので注意が必要です。

オーガニックを選ぶメリット|品質の安全性が高く安心できる

オーガニックCBDオイルは、有機栽培という農業の内容からもわかるように化学成分を控えて作られています。

すべての原材料がオーガニックとは限りませんが、主に天然の植物由来の成分を使用して作られている商品が多いです。そのため、化学物質や残留農薬などの心配が少なく、比較的安全性が高いので、安心して利用できるといえるでしょう。

オーガニックを選ぶデメリット|流通数が少ない・価格が高め

オーガニックのCBDオイルは、製造に手間ひまやコストが多くかかっているため、一般的なノンオーガニックのCBDオイルと比べて流通数が少なく価格も高めという傾向があります。

しかし、こだわりがゆえのデメリットなので、やむを得ないといえるのではないでしょうか。そのマイナス面も含めて納得できる方に、オーガニックのCBDオイルをおすすめします。

CBDオイルの種類は主に3つ

スティックタイプのCBDのイメージ
CBDオイルは3つの種類に大別されます。それぞれの特徴とともに紹介しましょう。

アイソレート|CBDクリスタル

CBDアイソレート(単体)は「CBDクリスタル」とも呼ばれ、成分の99%以上がCBDという高純度のCBDの結晶粉末です。混じり気がなく安全性の高い商品として知られています。

フルスペクトラム|THCが含まれている

フルスペクトラムCBDは、100種類以上ある大麻のカンナビノイドが全て含まれたものです。CBDのほかにCBN、CBC、CBGなどのカンナビノイドが入っているほか、微量ながらTHCも含まれているため、日本では持っているだけでも違法になります。

ブロードスペクトラム|THCが取り除かれている

ブロードスペクトラムCBDは、フルスペクトラムCBDからTHCを取り除いたものです。ただし、CBDや他の成分の純度は商品によって異なります。

オーガニックCBDオイルを選ぶ8つのポイント

CBDオイルと麻の葉
つづいて、オーガニックCBDオイルを選ぶときのポイントをチェックしましょう。

1. オーガニック製品は認証マークをチェック

所定の機関にオーガニックであることを認められている場合、固有の有機認証マークが与えられます。CBDオイルにオーガニック認証マークが付いているかどうか確認してみましょう。マークがあれば、オーガニックだということが一目でわかります。

2. 成分をチェック|オーガニック成分・添加物など

どんなオーガニック成分が含まれているか、また、添加物が使われているかなど、商品の原材料をチェックすることも大切です。特定成分のアレルギーや苦手な香りがある方は、自分に合わないものが入っていないかもきちんと確認しましょう。

3. CBDの濃度をチェック|必要な濃度はどれくらい?

CBDの濃度は、3%・6%・15%など商品によって違います。たとえば6%の商品なら1回あたり2滴で良い場合、3%のものなら倍の4滴必要という計算になるのです。コスパも考慮しつつ、適切な濃度の商品を選びましょう。

4. CBDの抽出方法をチェック

CBDの抽出方法には、CO2抽出やアルコール抽出などがあります。

CO2抽出は、低温や高温で高圧力の環境下で二酸化炭素の力によって分離させて抽出します。アルコール抽出は、水溶性というCBDの性質を利用して、エタノールを用いて抽出し、その後アルコールを分解する方法です。

アルコール抽出では低コストでたくさん抽出できますが、微量のアルコールが残る恐れがあります。そのため、低温でのCO2抽出(超臨界二酸化炭素抽出法)がもっともCBD本来の栄養分や香りを損ないにくく、薬品などの不純物を使用しないため純度も高いとされています。

5. キャリアオイルをチェック

CBDのベースとなっているオイルで選ぶ方法もあります。ココナッツオイル、オリーブオイル、MCTオイルなどの種類が使われます。

6. 第三者検査機関による審査を通っているかをチェック

より安心できるオーガニックCBDオイルを選びたいなら、第三者検査機関の成分分析の審査をクリアしているかどうかも確認しましょう。審査を通った商品には、「バッチ」と呼ばれるシールが貼られています。

7. タイプで選ぶ

CBDオイルのタイプで選ぶ方法もあります。摂取しやすいタイプを見つけましょう。

スポイトタイプ(ドロップタイプ)

スポイトタイプ(ドロップタイプ)は、口の中にCBDオイルを垂らして飲むタイプです。そのときの気分や体調に合わせて量を自分で調整できます。

カプセルタイプ

カプセルタイプはCBDオイルがカプセルの中に封入されており、摂取しやすく持ち運びにも便利な形状です。スポイトが量を調節できるのに対し、カプセルの場合は決まった量を確実に摂ることができます。

ロールオンタイプ

ロールオンは肌に塗るタイプのCBDオイルです。筋肉や関節のケアにも役立つでしょう。

8. 通信販売で注文する場合|配送料無料やお届け日数をチェック

通販でオーガニックCBDオイルを購入する場合は、送料や配送にかかる日数などをチェックすることも大切です。

送料は販売元によって無料の場合と有料の場合があります。また、配送日数も、早いものであれば注文から1~2日で届きますが、商品や販売サイトによっては1週間前後かかることもあるので、事前に確認しておくと安心です。

定期便なら毎月予定どおりに発送|忙しくて時間のない方にもおすすめ

オーガニックCBDオイルを継続して使用したい場合、公式サイトから定期購入できる商品もあります。頼むのを忘れがちな方や、忙しくて注文する時間がなかなか取れない方におすすめです。さらに、定期購入にすると単品で買うより安くなる商品もあります。

おすすめブランド&人気のオーガニックCBDオイル9選を紹介!

コーヒーにCBDオイルを入れる
最後に、オーガニックCBDオイルを取り扱っているブランドと、おすすめ商品を紹介します。

ENDOCA|エンドカ

エンドカはデンマークのCBDオイルブランド。創業者が数十年にわたってナチュラルで有益な良薬を探求し続けた結果、たどり着いたのがCBDオイルでした。

自分の技術と一族が栽培する高品質のヘンプの融合によって生み出されたCBD商品により、世界的に有名なブランドとして発展。商品の徹底的な品質管理はもちろん、サスティナブル(持続可能)やオーガニックにこだわることで自然環境への配慮も行っています。

カプセルヘンプオイル 300mg

EUオーガニックの認証を受けた、カプセルタイプのブロードスペクトラムCBDオイル。ヴィーガンの方でも摂取できるよう、中身だけでなくカプセルも100%植物成分で作られています。さらに、グルテンフリー、無添加、無着色と、高い安全性が期待できます。

CO2超臨界抽出により、有機ヘンプから抽出されたCBD商品です。1カプセルに10mgのCBDが配合されており、30カプセル入りなので、1日1粒飲むならおよそ1ヶ月分。公式サイトから定期購入も可能です。

カプセルヘンプオイル 1500mg

300mgのタイプより高濃度で、1カプセルに50mgのCBDを含有しています。5倍の濃度であることを考えると、価格は300mgタイプよりリーズナブル。高品質かつ高濃度なCBDオイルを試したい方におすすめです。もちろん定期購入もできます。

「他社のカプセルとは全く体感が違う。CBD製品にある程度慣れた方におすすめ」「続けるには値段が気になるが、製品自体は素晴らしい」という口コミが見られました。

CBDAYS MOMENT|シービーデイズ モーメント

CBDAYS MOMENTは日本仕様の高濃度なCBD商品を生み出しているブランド。天然由来の成分にこだわっており、一部の商品でCOSMOSというオーガニック認証を取得済みです。

オレゴンにある提携農場で栽培された麻から抽出したCBDや、佐賀県加唐島(かからしま)産の椿油、徳島産のすだちから得られた精油などを使用し、MADE IN JAPANの製品を生産しています。

CBD DROP OIL「EROTIC POETRY10」(10%)

ベースに有機MCTオイルと有機ヘンプシードオイルを使用した、濃度10%のドロップタイプのCBDオイル。有機JAS格付品です。

オーガニックカカオバターとイランイランの混じった甘くエキゾチックな香りが心地良く、カップルで過ごす時間を盛り上げるのにも一役買ってくれるでしょう。

CBD ROLL ON OIL「POSITIVE FLOW」(5%)

濃度5%、COSMOSオーガニック認証を受けているロールオンタイプのCBDオイルです。CBDのほか、ホホバ種子油やツバキ種子油、チャ実油など植物由来のオイルを配合しています。

さらに、徳島産のすだちやライムで香りづけしており、使うたびにシトラス系のさわやかな香りが広がるでしょう。キャップを開けると先端にボールが付いており、肌の上を転がすようにして塗布します。首元や手首など好きなところに塗って使用してください。

hemptouch|ヘンプタッチ

ヘンプタッチはスロベニアのCBDメーカーです。スロベニアの大地で育ったオーガニックヘンプから、超臨界二酸化炭素抽出法で抽出したCBDを使用して商品づくりを行っています。

サスティナビリティ(持続性)やエコにも配慮しており、防腐剤やシリコン、パラベンなどの気になる成分は使用していません。

CBD オイル ゴールド 300mg 3%

ココナッツオイルの中鎖脂肪酸だけを取り出した「MCTオイル」をベースに使用した、スポイトタイプの3%CBDオイル。CBDを含め、有機ヘンプから抽出された85種類以上のカンナビノイドが配合されています。

ヘンプタッチでは濃度は5%のものが推奨されていますが、初めての方はこの3%から始めて、様子を見ながら5%や10%など高濃度のものに切り替えてもOK。10ml入り(約200滴分)なので、1日7滴程度の使用でおよそ30日もちます。

「他社のものは草っぽいニオイがしたのでこちらのほうが飲みやすい」「飲みやすいし安いしありがたい」という口コミも見られました。

CBD オイル ゴールド 3000mg 30%

30%と非常に濃度の高いCBDが配合されているスポイトタイプのオイル。単体での価格を見ると驚きますが、3%のものと比べると、濃度が10倍なのでコスパは良いといえるでしょう。1滴で約7.5mgのCBDを摂取することが可能です。

なお、公式サイトから定期購入すれば、初回50%OFF、2回目以降15%OFF、送料無料という特典を受けられます(※4回以上の継続が必要)。高濃度のハイクオリティな有機CBDオイルをお得に使用したいなら、どうぞこのチャンスをお見逃しなく。

麻田製薬

麻田製薬は、2020年に設立されたCBDのスタートアップ企業です。オリジナルブランド「THE CBD」の商品の開発・製造・販売のほか、CBD原料の卸売やカンナビス研究の先進国イスラエルとの連携など、CBDの啓発・普及に対し精力的な活動を行っています。

今後は国内外の研究機関や大学などと連携し、CBDを利用して医薬品の開発も行う予定になっており、国内のCBD界を牽引する存在となるかもしれません。

THE CBD Oil C8 MCT 10ml 15%

15%という高濃度のコロラド産CBDと、MCTオイルのなかでも希少価値の高い「MCT C8」を配合した商品。安全な品質管理を行うGMP認証済みの国内の工場で製造され、第三者機関による成分分析をクリアし、米国機関にも認められたオーガニックCBDオイルです。

スポイトで吸ったオイルを舌の裏(舌下)に垂らし、30~90秒ぐらい口に含んでから飲み込めば摂取完了。愛用者たちは「緊張時や眠れないときなどにも手軽に摂取」「寝る前のリラックスタイムのお供に使っている」そうです。

通常価格で買うと高額な商品ですが、公式サイトのキャンペーンを利用すれば、なんと75%OFFで購入できます(※キャンペーン内容の変更やキャンペーン終了の可能性あり)。定期便コースですが、回数の決まりがないためいつでも解約できるのも嬉しいポイントです。

サプリマニアたちも絶賛する、ワンランク上の有機CBDオイルをぜひ一度ご体験ください。

CelaPhia|セラフィア

セラフィアは、K-1世界王者の武尊(たける)さんがアメリカで出会ったCBDオイルに感銘を受け、自分と同じような悩みを持つ人にぜひ使ってほしいという思いから誕生したブランド。アメリカ産のオーガニックヘンプから抽出されたCBDを使用しています。

シンプルながらかわいらしいロゴとパッケージにもご注目ください。

プレミアム CBDオイル バニラ&ラベンダー

MCTオイルに有機ヘンプ由来のCBDを配合し、バニラやラベンダーで香りづけした商品。

12.5%と濃度が高く、第三者機関による成分分析もパスしています。さらに、Non GMO(遺伝子組換えしていない)、農薬不使用、オールナチュラルなどこだわりが詰まっており、安全性が気になる方にもおすすめです。

ゆったりと家で過ごしたい日や寝る前などに摂取してみてください。

HealthyTOKYO

日本におけるCBDのパイオニアかつヴィーガンの革新者をうたう「HealthyTOKYO」は、2016年に初めてCBD製品を世に送り出して以降、日本で初めてCBD専門店やCBD工場をつくるなど、革新的なアイデアを生み出してきました。

オーガニック農法で生産された麻から得られるカンナビノイドを使用した、ブロードスペクトラムの国産CBD製品を豊富に取り揃えており、今後の展開からも目が離せません。

なお、「HealthyTOKYO」のほかに「CBDTokyo」というブランドも展開しており、アイソレートのCBD商品をラインナップしています。

HealthyTOKYO CBDオイル 6% 1200 ゆず

有機ヘンプからCO2抽出により得られたCBDと、ピュアなMCTオイルを配合して作られたCBDオイル。濃度は6%で、1滴におよそ3mgのCBDを含有しています。2度にわたる第三者機関の検査をクリアしており、100%ヴィーガンで動物由来の成分は一切使用していません。

天然ゆずエッセンシャルオイルの爽快な香りも心地良いでしょう。おやすみ前など1日に2~3回、スポイトで吸って舌の裏に滴下してください。

初めて使うならロールオンタイプがオススメ! 飲用ならカプセルタイプから始めてみよう

CBDオイルを飲み物に垂らすイメージ
オーガニックのCBDオイルについて、知識は深められたでしょうか。違法なものなら心配ですが、きちんと法律の基準を満たしており、安全性にも配慮していることが理解できたことでしょう。

商品によって成分・濃度・形状などが異なり、取り入れやすさや価格も全く違います。CBDオイルを初めて使用する方には肌に塗って使うロールオンタイプ、飲めるタイプで探しているなら少量のカプセル商品から始めるのがおすすめです。

自分のライフスタイルや経済状況も加味しながら、最適な商品を選びましょう。

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