More Nature More Nature
美しいブロンドヘアーの女性

【2021年版】オーガニックの白髪染めとは? 上手に選ぶポイントとおすすめ商品5選を紹介!

life

2021.08.16

定期的に髪を染める方の中には、髪や頭皮への負担を避けたカラー剤をお探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

オーガニックの白髪染めは、髪への負担が気になる方におすすめのカラー剤です。オーガニックの意味やヘアカラーとの違いについて解説しながら、おすすめする理由についてご紹介致します。

オーガニックの白髪染めとは?ヘアカラーとはどこが違うの?

ウィービングをする女性
白髪染めの中には、オーガニックな成分で作られた白髪染めがあります。オーガニックとは、有機栽培した植物を表しており、科学的な成分を極力含まないものを指しています。

そんなオーガニックな成分で作られた白髪染めとは、どんな特徴があり、また普通の白髪染めとどのような違いがあるのでしょうか。白髪染めとヘアカラーの違いなども含め、オーガニックの白髪染めについて詳しく解説していきましょう。

白髪染めとヘアカラーの違いとは?

そもそも白髪染めとは、ヘアカラーとどのような違いがあるのでしょうか。

通常ヘアカラーは、脱色剤の力で髪の毛の中にあるメラニン色素を抜きながら、好みのカラーを髪に入れて染めていきます。おしゃれ染めとも言われており、ファッションの一部として、髪色を変えることを目的にしています。

一方で白髪染めは、その名の通り白髪を染めることに特化したカラー剤です。

ヘアカラー剤に比べて、脱色力が弱く、髪を染める力が強いのが特徴です。また白髪染めは、黒い毛と白い毛が混ざった頭髪に使用するため、均等に染まるように作られています。

白髪染めとヘアカラーとでは、染めることの目的の違いが大きなポイントとなります。

オーガニックのヘアカラーについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、確認してみてください。

白髪染めのメリット・デメリット|髪の毛が痛むのはどっち?

白髪染めとヘアカラー剤は、染める目的に違いがありますが、髪の毛の傷みを考えると、どちらが痛みやすいのでしょうか。

白髪染めは、白髪をしっかりと染めることを目的としているため、脱色剤よりも染色剤が多く含まれています。白髪を黒く染めることで、若々しい印象を与え、ツヤとハリのある髪に仕上げてくれます。

一方染色剤は、髪を美しく染めてくれる分、髪に負担がかかってしまうというデメリットもあります。ヘアカラーは、脱色をしながら染色剤を入れていくため、白髪染めよりも負担をかけるイメージがある方も多いでしょう。

しかしおしゃれ染めを目的としたヘアカラーの中にも、選ぶ色によって白髪染めよりも髪に負担がかかりにくいケースがあります。

白髪染めとヘアカラーは、どちらが髪を痛めやすいとは一概に言うことはできませんが、選ぶ色によって、ヘアカラーの方が髪への負担を減らすことができることもあるでしょう。

白髪染めとヘアカラーはどちらを選ぶべき?

実際髪を染める場合、どちらを選ぶべきなのか悩む方も多いでしょう。カラー剤の選び方は、白髪の量で判断することをおすすめします。黒髪に比べて白髪が多い方は、通常のヘアカラーでは、白髪を染めきることができないこともあるため、白髪染めがおすすめです。

しかし白髪がまだらにある程度の方は、おしゃれ染めを使用して染めることをおすすめします。

明るすぎるヘアカラーでは、白髪をしっかり染めることが難しくなりますが、暗めのカラーを選ぶ場合には、白髪を目立たなくすることができます。白髪の量に合わせて、カラー剤選びをしてみましょう。

オーガニックの白髪染めと普通の白髪染めの違いとは?

オーガニックの白髪染めと普通の白髪染めとは、どのような違いがあるのでしょうか。オーガニックの特徴を踏まえて、具体的な違いについて解説します。

有機栽培された天然由来の成分が配合されている

オーガニックの白髪染めとは、有機栽培された天然由来の成分を配合した白髪染めのことです。有機栽培は、化学的な要素を極力抑えた栽培方法であり、有機栽培された植物の力を使って髪を染めていきます。

また原料となる植物だけでなくその他の配合成分も、科学的な成分を抑えて作られています。

【注意】日本にはコスメやヘアケア製品のオーガニック認証がない

白髪染めやヘアカラーを含む日本のオーガニックコスメには、オーガニックの基準となる原則的な規定がありません。日本のオーガニック認証である有機JAS規格は、農産物・加工食品・畜産・飼料のみ適応されています。

そのため、日本国内で製造されたオーガニックコスメの中には、化学的な要素を含むコスメが出回っている可能性もあります。また海外には、コスメにも適応しているオーガニック認証機関もあります。

日本のオーガニックコスメの中には、海外のオーガニック認証を受けたものもありますので、安心して使用することができる商品もあるということも頭に入れておくと良いでしょう。

オーガニックの白髪染めにはどんなメリットがある?

トリートメントをしてもらう女性
オーガニックの白髪染めには天然由来の成分が主に使われ、一般的な白髪染めよりも科学的な成分が少なくなっているのが特徴です。そのため、一般的な白髪染めにはないメリットがあります。

ここではオーガニックの白髪染めのメリットを紹介していきます。

自然な色と艶が出る

一般的な白髪染めにははっきりとした色や艶を出すために科学的な成分が含まれています。それがかえって不自然な印象を与えてしまうことも。

オーガニックの白髪染めに含まれている天然由来の色素は色味が淡く、自然な色に染めることができます。他にも髪へのダメージを抑える成分が含まれているため、髪のダメージをケアして自然な艶に仕上がります。

肌の色にも馴染む、自然な黒髪を目指したい方におすすめです。

髪と頭皮にやさしい

オーガニックの白髪染めは、天然由来の色素やトリートメント効果のある成分が主な原料として使われています。一般的な白髪染めよりも髪や頭皮の刺激になりやすい科学的な成分が少なく、髪へのダメージを抑えて染めることができるのが特徴です。

白髪染めは根本を染めるためにカラー剤が頭皮についてしまうことも少なくありません。天然由来の成分は髪へのダメージだけでなく、頭皮の乾燥やかゆみも防いでくれます。オーガニックの白髪染めなら、繰り返し染める必要がある白髪染めにも安心して使うことができますね。

匂いが少ない

一般的な白髪染めに含まれる刺激の強い匂いが気になるという方もいるでしょう。オーガニックの白髪染めには匂いの元となる科学的な成分が少ないだけでなく、天然由来の成分によって強い匂いを抑えているものもあります。

いままで白髪染めの強い匂いが気になって使いづらかったという人は是非試してみてください。

オーガニックの白髪染めにもデメリットはある

髪に悩む女性
オーガニックの白髪染めは刺激が少なく安心して使えるものですが、メリットばかりではありません。

ここではオーガニックの白髪染めのデメリットを紹介していきます。白髪染めは長く使い続ける必要があるので自分に合ったものを選びましょう。

金額が高めになる

オーガニックの白髪染めに使われている原料は有機栽培で生産された素材が利用されています。有機栽培は手間と時間がかかるため、製造にかかるコストがかかる分製品の値段も高くなってしまいます。

白髪染めは無理なく続けられることが重要なので、継続的に買える価格帯かどうかを確認しましょう。

植物アレルギーには注意が必要

オーガニックの白髪染めには科学的な成分が少ないため、一般的な白髪染めを使ったときにかゆみやアレルギーが出る方でも使える製品ですが、天然由来の成分が多く含まれているため、植物によるアレルギーが出やすい方は注意が必要です。

含まれている成分を確認したり、染める前のパッチテストは必ず行いましょう。

オーガニックの白髪染めにはどんなものがある?

夕暮れに佇む女性
一般的な白髪染めと同じように、オーガニックの白髪染めにもさまざまなタイプの製品があるので、どれを使えばいいか迷ってしまう人もいるでしょう。

代表的な3つのタイプの白髪染めについて特徴を解説しますので、自分に合ったものを選ぶ参考にしてみてください。

オーガニックのヘアカラーは暗めの色が得意

おしゃれ染めに使われるヘアカラーにもオーガニックのものがあります。オーガニックのヘアカラーは髪を明るくするための科学的な成分が少なく、どちらかといえば暗めの色に染めることが得意です。

落ち着いた雰囲気で人気のあるアッシュ系やベージュ系の色にも染めることができ、白髪を隠しつつおしゃれに染めたい方に向いているでしょう。

オーガニックのヘアカラーについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

植物由来の染料を用いたヘナ

オーガニックの白髪染めの中では、ヘナという植物の染料を使った製品も人気があります。
ヘナはオレンジ系の色に染めるのが得意な染料です。藍色の色素をプラスして落ち着いた黒や茶色に染めることもできます。

ヘナは一度できれいに白髪を染めることが難しいため、繰り返し使用して色を定着させていく必要がありますが、ヘナ自体にトリートメント効果があり健康的な髪を維持しながら染めることができるのが特徴です。

髪に優しいヘアマニキュア

ヘアマニキュアは髪の表面を色素でコーティングしてダメージを抑えながら白髪を染めることができます。

頭皮に直接塗ることがないので、頭皮が乾燥しやすい人や敏感肌の人でも安心して使うことができるでしょう。

髪や頭皮への負担は抑えられますが、シャンプーや汗などで表面の色素が流れ出てしまいやすく、他のタイプに比べるとやや色落ちしやすいと感じる人もいるようです。

自分に合ったオーガニックの白髪染めを選ぶ4つのポイント

床に寝そべる女性

オーガニックの白髪染めには、さまざまな種類があります。自分に合うオーガニックの白髪染めを見つけるために知っておきたい4つのポイントをご紹介します。

1. 認証マークをチェック

先ほど説明した通り海外には、コスメに対してオーガニック認証を行う機関もあります。オーガニック認証機関で認められた商品には、認証マークがついているため、オーガニック認証マークの有無をチェックしてみると良いでしょう。

2. 成分をチェック

オーガニックのコスメの中には、認証マークを取得していない商品もあります。しかし日本の有機JASには、コスメに対する規格がないため、認証マークがないからと言って、必ずしもオーガニックの商品ではないと言い切ることもできません。

オーガニック認証のない商品は、必ず成分表示を確認するようにしましょう。またアレルギーを持つ方や敏感肌の方は、必ずパッチテストを行うようにしましょう。

3. タイプで選ぶ

白髪染めの中には、ヘアカラータイプだけでなく、ヘナやヘアマニキュアなどさまざまな種類があります。また髪を補修しながら染めることができるトリートメントタイプなどもあります。お好みのタイプを選んで取り入れてみるのも良いでしょう。

4. 色で選ぶ

白髪染めを選ぶには、好みの色から選ぶのもおすすめです。特にヘナは、ヘナ特有の色味を出すことができるため、好みが大きく分かれます。お好みの色をチェックしてから、白髪染めを選ぶのも大切です。

自宅で白髪染め! オススメ商品5選を紹介

何かを考える女性
オーガニックの特徴や選び方のポイントをチェックしたところで、最後に自宅で簡単にオーガニックなセルフカラーができる5つの商品をご紹介します。

自宅でヘアカラーをしている方や髪を労わりながらヘアカラーしたい方におすすめのオーガニックの白髪染めをご提案しましょう。

スカルプD ボーテ|ヘアカラートリートメント

「スカルプD ボーテ」のヘアカラートリートメントは、ジアミン・酸化染料フリーのオーガニックの白髪染めです。11種類の天然植物由来成分を配合し、自然体な深みのある色味に仕上げてくれます。

また、オーガニックなアルガンオイルやホホバオイルを配合しているため、潤いとツヤを与えながら健やかな髪へと導きます。トリートメントタイプなので、取り入れやすいオーガニック白髪染めです。

琉球ヘナ|オーガニック琉球ヘナ

「琉球ヘナ」のオーガニック琉球ヘナは、100%天然染毛料のオーガニック白髪染めです。沖縄産の天然ヘナを使用し、髪への負担を軽減しながら優しく染め上げていきます。

またヘナは、トリートメントの役割もあるため、ヘアカラートリートメント同様に傷んだ髪を修復しながら染めることができます。カラーバリエーションも豊富なので、お好みのカラーが選べます。

ナイアード|ヘナ+木藍

「ナイアード」のヘナ+木藍は100%植物で作られた白髪染めです。化学染料、保存料、着色料等の添加物を一切使わずに作られているのが特徴です。オレンジ色の強いヘナのほかに藍色の染料である木藍の色素が含まれていて、自然な茶や黒茶に染めることができます。

トリートメント効果のあるハーブも配合されているので、傷んだ髪をケアして艷やかで若々しい髪色に染まります。

ナチュリア|クラシックヘアカラートリートメント

「ナチュリア」のクラシックヘアカラートリートメントは髪と頭皮をいたわる植物由来成分を配合したトリートメントタイプの白髪染めです。

カラー剤のような刺激の強い匂いがなく、トリートメントとしても毎日使いやすいので自然に白髪を染めることができます。

マイナチュレ|オールインワンカラートリートメント

「マイナチュレ」のオールインワンカラートリートメントは植物由来成分を主に使用し、無添加なのが特徴のカラートリートメントです。

含まれている植物由来成分はヘアケア、頭皮ケアだけでなく、染めた色をきれいに見せて色あせを防止する白髪ケア、髪や頭皮のエイジングケアにも効果があります。

オーガニックの白髪染めで髪や地肌をいたわろう!

ベットに寝転ぶ女性

オーガニックの白髪染めは、天然由来の成分によって、髪や地肌への負担を軽減させながら、潤いとハリのある髪に仕上げてくれるカラー剤です。白髪染めのダメージが気になっている方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。

参考:
有機食品等の検査認証制度(農林水産省)
オーガニックコスメの基準と考え方(JOCA|一般社団法人 日本オーガニックコスメ協会)

関連するキーワードで他の記事を探す
あわせて読みたい
RECOMMEND