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ヴィーガン用のワインを注ぐ人

ヴィーガンのワインとは? オーガニックとはどこが違う? おすすめ商品6選を紹介!

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2021.08.25

ライフスタイルの多様化が進み、ヴィーガンという言葉を耳にする機会が増えてきました。しかし、興味はあっても実践できていない方や、ヴィーガンって結局どういう意味なのかわからないという方もいることでしょう。

今回は、ヴィーガンの意味を解説するとともに、ヴィーガンのワインについてご紹介します。ワイン好きの方はぜひ最後までご覧ください。

ヴィーガンのワインとは? 普通のワインやオーガニックとはどこが違うの?

瓶に入ったヴィーガン用のワインまず、ヴィーガンの定義やヴィーガンワインとはどんなものかをお伝えします。あわせて、普通のワインやオーガニックのワインとの違いも解説しましょう。

まずはおさらい! ヴィーガンの定義とは?

そもそもヴィーガンとは、「完全菜食主義(者)」「ピュアベジタリアン」とも言われ、すべての動物の命を苦しめず尊重するライフスタイルのこと。

ヴィーガンの中でも、食事のみ動物性を避ける「ダイエタリー・ヴィーガン」や、衣類などにおいても動物性のものを避ける「エシカル・ヴィーガン」といった種類があります。

ヴィーガンワインは動物由来成分を一切使用せず作られている

前の見出しの内容からもわかるように、ヴィーガンワインは動物由来の成分を使用せずに作られます。

ワインというとブドウが原料なので、動物成分は入っていないように思えますよね。しかし、普通のワインにはオリや浮遊物を取り除くための「清澄剤」が使用されています。清澄剤には、動物由来の成分が含まれていることが多いのです。

その点、ヴィーガンワインは珪藻土(けいそうど)を使って清澄したり無清澄のままだったりと、ヴィーガンの人でも安心して口にできます。

オーガニックワインとの違いとは?

ヴィーガンワインは、オーガニックワインとどう違うのでしょうか。

オーガニックワインは、有機栽培のブドウを原料にしているのが大きな特徴です。有機栽培とは、化学的な農薬や肥料、遺伝子組換え技術に頼らず、ナチュラルな土壌や太陽光などを生かして育てる方法のこと。

一方、ヴィーガンワインの原料は、必ずしもオーガニックではありません。オーガニックワインについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてくださいね。
オーガニックのワインとは? ビオワインや自然派ワインとはどこが違うの?

ヴィーガンワインを上手に選ぶ4つのポイント

飲み比べをされるヴィーガン用のワインつづいて、ヴィーガンワインを選ぶときのポイントをお伝えします。

1. ヴィーガン認証マークがあれば安心

ヴィーガンの商品には、ヴィーガン認証を受けているという証拠としてヴィーガンマークが付いているものがあります。ヴィーガンの認証マークがあるワインを選べば、安心して飲むことができるでしょう。

2. 種類で選ぶ|赤・白・ロゼ

ワインの種類で選ぶ方法もあります。

赤ワイン

赤ワインは黒っぽいブドウを皮ごと粉砕して作ります。つまり、赤い色はブドウの皮の色なのです。

皮には「タンニン」という渋み成分が含まれるため、赤ワインには渋みがあるのが特徴。そのため、赤のヴィーガンワインは、渋みを感じる独特の味わいがお好きな方におすすめです。

赤ワインは、長期熟成した「フルボディ」、短期熟成の「ライトボディ」、中間の「ミディアムボディ」といった種類があります。熟成が短いほど軽やかで、長く熟成したものほどどっしりした深みのある味です。

ヴィーガンミートを使ったがっつり料理にフルボディを合わせるなど、食べる料理に応じてチョイスするか、好みの味わいで選ぶと良いでしょう。

白ワイン

白ワインは、ブドウの皮を取り除いて作られます。そのため、口当たりが良くすっきりした味わいです。

熟成が短いとブドウの糖分が残った状態なので甘口、反対に熟成が長いほど辛口で、アルコール度数も高くなります。さらに、樽熟成かそうでないかによっても香りの強さや味わい深さに違いが出ます。さっぱりしたサラダなどには、甘口の樽熟成していないタイプがおすすめ。

ロゼワイン

ロゼワインは、黒いブドウの皮を発酵途中で取り出したり、黒ブドウと白ブドウを合わせたりして作ります。

色が濃いタイプなら赤ワイン寄り、薄いタイプなら白ワイン寄りで、濃ければエスニックや中華などに、薄ければ和食などのあっさりした料理によく合うでしょう。

3. 品種で選ぶ

原料となるブドウの品種でセレクトする方法でもOKです。

ワインに使われるブドウの品種は、シャルドネ・テンプラニーリョ・モナストレル・ネロ ダーヴォラ・ヴェルドゥッツォ・メルロー・カベルネ フラン・カベルネ ソーヴィニヨンなどがあります。品種ごとに色や味わいの特徴があり、それぞれの特徴がワインにも反映されます。

4. 産地で選ぶ

ワインの産地で選んでも良いでしょう。スペイン・フランス・南アフリカなど、世界各地にヴィーガンワインの産地があります。

ヴィーガンワインを楽しもう! おすすめ商品6選を紹介!

様々なヴィーガン用のワインヴィーガンワインの特徴や選び方がわかったところで、具体的な商品を見ていきましょう。あなたの眼鏡にかなう商品があれば、インターネットからも注文可能です。

ロベティア|テンプラニーリョ

ヨーロッパベジタリアン連合の認証を受けているヴィーガンワインでありながら、有機ブドウを100%使用したオーガニックワイン。スペイン産のライトボディの赤ワインです。

フルーティで飲みやすいのが特徴。こだわり商品ながら値段もリーズナブルなので、ワイン初心者にもおすすめしたい1品です。

レ ヴィニュロン ド ビュゼ|ビュゼ 赤 エグジット

フランス産のオーガニックかつヴィーガンの赤ワイン、ミディアムボディタイプです。審査が厳しいことで有名なパリ農業コンクールにおいて、金賞に輝き続けているワイナリーが製造。

使用しているブドウの品種はメルロー60%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%と、複数のベリーの香りと味が混ざった幅のある味わいを楽しめます。

コローシ|ネロ ダーヴォラ

赤のフルボディタイプのイタリア産ヴィーガンワイン。ヨーロッパベジタリアン連合の認証を受けています。

カシスやブラックベリーといった果実のようなジューシーさを誇る、ブドウジュースのような味わい。渋みと酸味のバランスも絶妙で何杯もおかわりしてしまいそうな、後引くおいしさです。

スピアーシーワード|シャルドネ

白の辛口タイプで、南アフリカ産のシャルドネ100%ワインです。世界各国で有機認証を行っている「コントロールユニオン」のヴィーガン認証を受けています。

1692年にドイツから移民した人物によって設立された、歴史深い自然派ワイナリーで作られています。上品で香り高いシャルドネのフルーティーな味わいを感じられるでしょう。

レ カルリーネ|ヴェルドゥッツォ

イタリアのICEAというオーガニック認証を受けたヴィーガンワイン。ほんのり甘口の微発泡白ワインです。アルコール度数も低めで、ワインの味に慣れていない方でも飲みやすいでしょう。

食前・食後に飲んだり、食後のスイーツとともにデザートワインとして楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。

ピッツォラート|ヒーロー ロサート

ユニークなラベルが目を引く、辛口のイタリア産ロゼヴィーガンワインです。イタリアのBIOS Srlというオーガニック認証も受けています。

メルロという品種のブドウを使用して製造。酸味がありながらも、すっきりとした味わいで飲みやすいです。

お気に入りの一本を見つけて楽しもう!

ヴィーガン用のワインヴィーガンワインの特徴や選び方、商品についてお伝えしました。普通のワインに動物性の成分が使われているとは驚きでしたね。動物愛護や宗教上の理由などから動物由来のものを避けたいワイン愛好家にとって、ヴィーガンワインはありがたい商品といえるでしょう。

おすすめ商品も取り上げているので、ヴィーガンワインが気になった方は、ぜひ味わってみてください。もちろん、ヴィーガン生活をしていない方でもOKです。

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