More Nature More Nature
オーガニックのバター

オーガニックのバターとは? 選び方の3つのポイントとおすすめ商品2選を紹介

eat

2021.10.01

オーガニック食品が好きな人たちの中には、バターもオーガニックのものを試してみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。

そこでこのページでは、健康志向の人たちに人気のオーガニックバターについて詳しく解説していきます。後半ではおすすめの商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

オーガニックのバターとは? 普通のバターとどこが違うの?

オーガニックのバターと粉そもそも、オーガニックバターとはどのようなバターなのでしょうか。ここでは、オーガニックのバターついて詳しくお伝えします。また、普通のバターとの違いについても解説していきましょう。

厳しい有機栽培の基準を満たした飼料などで育てられた牛の乳からできている

オーガニックバターとは普通のバターと違ってこだわりの牛乳を使用して製造されているバターのことです。有機飼料を食べて育った牛の乳が原材料として使われています。

有機飼料とは、

  • 化学的に合成された農薬や化学肥料を使用しない
  • 遺伝子組み換え技術が使われていない
  • 自然との共生や環境問題に配慮された栽培管理方法

などの厳しい有機栽培の基準を満たし、有機JAS認証を取得している飼料のこと。オーガニックバターには、JAS認証を取得している牧草やデントコーン(とうもろこしの一種)を食べて育った牛から搾った牛乳が使われています。

加工の過程にも厳しい基準がある

オーガニックバターは普通のバターとは異なり、加工の過程にも厳しい基準が設けられています。加工の際は、添加物の使用を最小限にしたり、洗浄剤や消毒剤などに汚染されないよう管理したりする必要があります。

グラスフェッドバターとはどこが違うの?

前述したとおり、オーガニックバターには牧草やデントコーンなどの有機飼料を食べて育った牛の乳が使われています。

それに対して、グラスフェッドバターは牧草のみを食べて育った牛の乳から作られています。グラスフェッドバターの「グラス」は牧草、「フェッド」はエサという意味です。

グラスフェッドバターの中には、有機農法で育てられた牛の乳のみで作られた、オーガニックのグラスフェッドバターもあります。

なぜ人気? オーガニックバターをおすすめしたい理由とは

スプーンとオーガニックのバターオーガニックバターはなぜ人気なのでしょうか。ここでは、オーガニックバターをお勧めしたい理由について見ていきましょう。

安全性が比較的高いため安心して使用できる!

始めにお伝えしたように、オーガニックバターは厳しい有機認証基準をクリアしている商品です。農薬や化学肥料が使われておらず、添加物もあまり使用されていません。そのため、比較的安心して口に入れることができるでしょう。

値段が高めなのがネック…

比較的安全性が高いオーガニックバターですが、こだわって作られているため、どうしても値段が高くなってしまいます。安いオーガニックバターでも、200gあたり1,500円ほど。スーパーで売られている普通のバターと比較すると、値段が3倍ほど高いです。

どう選ぶ? オーガニックバターを選ぶ3つのポイント

パンに塗られたオーガニックのバターオーガニックバターを選ぶときに確認したいポイントは、以下のとおりです。

  • 認証マークをチェックする
  • 製法で選ぶ
  • 塩の添加で選ぶ

では、上記の3つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

1. 認証マークをチェックしよう|有機JAS

オーガニックバターを選択する際は、有機認証マークがあるかどうかを確認してください。日本では、有機JASマークを貼られたものがオーガニック食品として認められています。

有機JASマークとは、化学物質に頼らないなど、有機JASの規格に適合した生産方法で製造し、登録認証機関で認められた事業者のみに与えられます。オーガニック感度の高い各国の認証マークがあるものもおすすめです。

2. 製法で選ぶ|発酵バター・非発酵バター

オーガニックバターを購入する際は、製法で選ぶのも良いでしょう。ここでは、発酵バターと非発酵バターについて解説していきます。

発酵バター|豊かな風味が特徴

発酵バターは、ヨーロッパで一般的に使用されているバターです。バター特有のコクや風味をしっかりと味わいたい方は、発酵バターを選ぶと良いでしょう。

発酵バターとは、乳酸菌を加えてゆっくりと乳酸発酵させて作られたバターのことです。独特の風味やコクに加え、ヨーグルトのような酸味を味わえます。

しかし、発酵バターは非発酵バターよりも鮮度が落ちるのが早いので、日持ちさせたい場合は、非発酵バターを選ぶと良いでしょう。

非発酵バター|クセがなくて食べやすい

非発酵バターは、スーパーなどで一般的に売られているバターです。その名のとおり、発酵させずに製造されています。クセがなくて食べやすいのが特徴。また、前述したとおり、発酵バターよりも賞味期限が長いです。

3. 塩の添加で選ぶ|有塩・無塩

使用目的に応じて、塩の添加で選ぶのもポイントです。有塩バターと無塩バターの特徴について見ていきましょう。

有塩バター|トーストなど普段使いにおすすめ

トーストやパンケーキなどを食べる際など、普段使いにおすすめの有塩バター。

有塩バターは、製造過程で食塩を加えて製造されたバターです。メーカーによって異なりますが、基本的にバター100gに対して約1.5%の塩を加えて製造されています。塩分を感じることができるので、調味料として使用することも可能です。

また、塩が加えられていることから、無塩バターよりも1ヶ月ほど保存期間が長いといわれています。

無塩バター|製菓や製パンにおすすめ

有塩バターとは異なり、無塩バターは食塩を加えずに作られたバターです。食塩が添加されていないので、バターそのものの風味を感じることができます。また、お菓子やパンを作る際に塩分の影響が出ないことから、製菓や製パンに適しているバターといわれています。

オーガニックバターのおすすめ商品2選を紹介!

白いオーガニックのバターさまざまなオーガニックバターが販売されている中で、今回は2種類のおすすめ商品を紹介します。どのオーガニックバターを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

グランフェルマージュ|バイオ・グラスフェッドバター

フランスのグランフェルマージュ社が提供するバイオ・グラスフェッドバターは、有塩と無塩の2タイプがある発酵バターです。口の中に入れるとクリームのようにとろけます。

バイオ・グラスフェッドバターは、農薬や化学肥料を一切使用せずに作られてたオーガニックバターです。ヨーロッパでは認知度が高いABマークを取得しています。

ABマークとは、フランス政府が制定したオーガニック栽培の証となるマークで、厳しい基準をクリアした商品にのみ与えられます。ABマークを取得しているバターはあまりないので、おすすめですよ。

ピュアナチュール|発酵バター

ピュアナチュールの発酵バターは、こだわりの有機生乳を使って作られているオーガニックバターです。日本よりオーガニックへの意識が高いヨーロッパの、EUオーガニック認証を取得しています。

さらに、厳しい審査で世界の食品や飲料品の評価を行っている、国際味覚審査機構(International Taste Institute)の2020年度優秀味覚賞の2つ星を受賞した商品でもあります。

ピュアナチュールの発酵バターは、ベルギーの伝統製法を受け継いだ2人のバター職人が作っている商品です。18時間じっくりと発酵させて作られているので、バターの深い味わいを楽しめます。

無塩バターですので、製菓や製パンのほか、バターコーヒーなどで頂くのがおすすめですよ。

セタナオーガニック|有機バター

セタナオーガニックの有機バターは、日本で初めて有機JASマークを取得した乳製品です。
広大な牧草地でのびのびと育った牛の乳から作られています。充填機などの機械を使わず手作業で詰めているため、年間でおよそ100kgしか生産することができない貴重なバターです。

油臭さがなく、滑らかなのが特徴。少量の食塩しか加えられていないので、まずはそのまま食べてみましょう。濃厚なバターなので、バターの味をしっかりと味わえますよ。

また、パンに塗って食べるよりも、お酒と一緒に食べたり、バターコーヒーやバターミルクティーにしたり、ハチミツをかけてデザート感覚で食べたりするのがおすすめです。ぜひ一度、この「ラグジュアリーバター」を試してみてくださいね。

セタナオーガニック|有機バター

もっと安心!会いに行ける牛から作られるバター

日本のオーガニックの基準である、有機JASマークで認められた牧場は数少ないですが、実際に自分の目で見るものほど安心なことはありません。どんな環境で育ち、どのように育てられた牛から得られるバターなのかを体感できる、牧場見学もおすすめです。

品質、安全性ともに信頼のおける、ご贔屓の牧場を見つけてみてはいかがでしょうか。

北海道オホーツク海に面したNorth Plain Farm

ノースプレインファーム
画像出典:ノースプレインファーム
北海道ノースプレインファームInstagram

ノースプレインファーム3つの認証と、数々の受賞歴を有するオーガニック牧場です。

▼3つの有機JAS認証
・2013年 有機飼料(牧草)
・2014年 有機畜産物(ミルク)
・2014年 有機加工食品(乳製品)

また、チーズやヨーグルト、牛乳などの数々の有機食品で美味しさも認められています。

ノースプレインファームは、オホーツク海に面した広大な牧場でのびのび育つ牛が、たくさん食べて元気に毎日を過ごしています。実際に牧場を見れば、自然環境を害さない育て方で、健康な土壌とエサから健康な牛が育っていることを実感できるでしょう。見学には行けなくても、Instagramで牧場の日々を見ることも可能です。

岩手県宮古市のしあわせ牧場

View this post on Instagram

しあわせ牧場(@shiawase_farm)がシェアした投稿


画像出典:しあわせ牧場Instagram

24時間365日、完全放牧で牛一頭あたり3000坪もの広大な土地で自由に育てられているストレスフリーな牛、ヤギ、羊が暮らしています。自然の中で生きる動物たちの暮らしを尊重し、彼らから幸せを分けてもらったバターをいただくことができます。

しあわせ牧場は、有機農法にも使われる肥料や製法すらも使わずにもっと自然で野生的な育て方、岩手の山の牧草だけを餌にしている牛達のいる牧場です。100%牧草飼育のグラスフェッドミルクを使用したバターは、より生乳に近い味で、コクがある生クリームのようなバターになります。

自然な牧草を食べているので、四季によって脂肪分や味わいの変わる本物のミルクを使っています。いつも同じ味ではないことが、より自然な食べ物であると理解できるはずです。公式YouTubeでは広大な環境やのびのびと育つ動物たち、そして加工品の製造過程なども見られるので安心安全を確認できるでしょう。

オーガニックの証である有機JAS認証を受けてはいませんが、オンラインで販売されているグラスフェッド生バターをぜひ一度試してみてください。本当の生乳でつくる自然を感じる美味しさに驚くことになるかもしれません。

オーガニックバターを料理に取り入れてみよう!

オーガニックのバターとホットケーキこのページでは、オーガニックバターや選ぶ際にチェックするポイント、おすすめの商品などについて紹介しました。

オーガニックバターは、厳しい基準をクリアした品質の良い商品であることが分かり、より一層試してみたくなった方もいるのではないでしょうか。

お伝えしたポイントやおすすめの商品を参考にし、あなたの目的に合うオーガニックバターを見つけて、食卓に取り入れてみてくださいね。

参考:
【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは~(農林水産省)
有機飼料 検査認証制度ハンドブック(農林水産省)
有機食品の検査認証制度(農林水産省)

小西ちさと
監修:小西ちさと

三児の母であり、女性や子供達に体の使い方から日々心身の健康を考えるボディマネジメントインストラクター。運動などの一方向からだけでなく、養生や体を作る食べ物も健康に必要であると考え、オーガニックで体にいいものを取り入れる体の作り方も推奨。

保有資格:スポーツフードスペシャリスト

関連するキーワードで他の記事を探す
あわせて読みたい
RECOMMEND