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オーガニックのインスタントコーヒーとは? 選び方のポイントとおすすめ商品3選を紹介!

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2021.08.24

手軽にコーヒーが楽しめる「インスタントコーヒー」。自宅や職場などに常備している方もいらっしゃいますよね。そんなインスタントコーヒーの中には、オーガニックのコーヒーがあることをご存知ですか?

オーガニックの基準などを確認しながら、おすすめのオーガニックインスタントコーヒーをご案内しましょう。

オーガニックのインスタントコーヒーとは? 普通のものとどこが違うの?

麻袋に入ったコーヒー豆

忙しい時にも簡単にコーヒーを味わうことができる「インスタントコーヒー」。コーヒーを粉末状にしているため、手軽な商品であることから、手放せないという方も多いのではないでしょうか。

そんなインスタントコーヒーの原料や製法にこだわるなら、オーガニックコーヒーがおすすめ。オーガニックのものは、いったいどんな特徴があるのか、そして普通のコーヒーとの違いをお伝えします。

有機栽培されたコーヒー豆が使われている

オーガニックのインスタントコーヒーは、原料に有機栽培されたコーヒー豆が使われています。有機栽培とは、化学的な肥料や農薬を極力使わずに育てる方法であり、遺伝子組換えなどもされていません。

また栽培方法だけでなく、製法にも化学的な要素を含まないことがポイントになります。

オーガニック認証基準をクリアしている

オーガニックのインスタントコーヒーは、認証機関によって定められた基準をクリアする必要があります。このオーガニック認証機関は、日本国内から海外までさまざまな機関があり、各機関ごとに基準も設けられています。

それぞれの認証基準は厳しく設定されているので、簡単にはクリアすることができないと言えるでしょう。

日本の認証基準|有機JAS

日本には、「有機JAS」と言われるオーガニック認証規格があります。有機JASは、農産物や加工食品、飼料など一部の食品のみ適応。これらのオーガニック商品は、有機JASの基準を満たす必要があり、基準をクリアすることでパッケージへの記載ができます。

また海外には国ごとにさまざまなオーガニック認証があり、どの機関でも厳しい基準が設けられています。

なぜおすすめ? オーガニックのインスタントコーヒーのメリットとは

コーヒー豆でデザインされたポット

オーガニックのインスタントコーヒーは、どのあたりがおすすめポイントなのでしょうか。オーガニックのインスタントコーヒーの特徴やメリットについてご紹介致しましょう。

安全性が高め|口に入れるものだから安心

オーガニックインスタントコーヒーは、コーヒー豆だけでなく、製造過程においても化学的要素を可能な限り排除。化学的な要素をできるだけ取り入れずに粉状のインスタントコーヒーへと加工を行います。

また、厳しいオーガニックの基準をクリアしているため、比較的安全性が高いことも見て取れます。口にするものだからこそ、安心感のあるものを選びたいという方にぴったりですね。

購入することで地球環境の保全にも協力できる

オーガニックの商品は、有機栽培した原料をもとに作られたものが揃います。土壌汚染の原因となる化学的な要素を抑えた栽培方法取り入れているため、保全活動にも繋がります。

オーガニックのものを選ぶということは、環境保全の一環になるので、地球環境が気になる方にもおすすめですよ。環境のために何か行いたいと思う方は、ぜひ身近なものをオーガニック商品に変えてみましょう。

オーガニックのインスタントコーヒーにデメリットはある?

オーガニックのインスタントコーヒーには、どんなデメリットがあるのでしょうか。オーガニックの商品は原料や製法にこだわっているため、価格が高くなりやすい傾向にあります。

また、種類も通常のコーヒーに比べてまだまだ少ないため、選べる幅が狭いのもデメリット。メリットが多い分デメリットもあることをしっかりおさえておくと良いでしょう。

オーガニックのインスタントコーヒーを選ぶポイント4つ

生豆と虫眼鏡

オーガニックのインスタントコーヒーの特徴や基本的なポイントは、お分かりになれたでしょうか。お次は、オーガニックインスタントコーヒーの選び方についてご紹介します。

1. 認証マークをチェックする

オーガニックコーヒーは、オーガニックマークがあるかどうかで見分けることができます。国産も海外のものも認証マークがついていればオーガニックの商品なので、チェックしてみましょう。

2. 製法で選ぶ

コーヒーは、さまざまな製法で作られています。抽出方法や加工方法などを踏まえて選んでみるのもおすすめ。インスタントコーヒーには2つの加工方法がありますので、それぞれの特徴をご案内します。

フリーズドライ

フリーズドライは、濃縮されたコーヒー液をマイナス40度前後の温度で凍結させたタイプのコーヒーです。低熱処理で作り出すため、コーヒーが持つ香りが閉じ込めることができます。

スプレードライ

スプレードライは、高温の乾燥塔の中で濃縮したコーヒー液を噴霧し、瞬間的に蒸発することでできるコーヒーです。細かく粉末状の仕上がりになり、溶けやすいのが特徴。お湯以外に、水や牛乳などでも溶けやすいのがポイントです。

3. 豆の種類で選ぶ

コーヒー豆には、産地や種類もさまざなものがあります。豆の種類からオーガニックコーヒーを選ぶのもおすすめ。豆の種類によっても風味や味わいが異なるので、ぜひチェックしてみましょう。

4. カフェインレス・デカフェで選ぶ

コーヒーには、カフェインと言われる成分が含まれています。妊娠中の方などは、カフェインの摂取制限があるため、注意が必要になります。カフェインレスのものを選ぶことで、気軽にコーヒーを楽しむことができます。

カフェインが含まれているかどうかも選び方のポイントになりますよ。

お気に入りの一杯で至福のひとときを! おすすめ商品3選を紹介

いれたてのコーヒー

オーガニックのインスタントコーヒーの選び方をご紹介したところで、最後におすすめ商品をご提案します。タイプごとにご紹介しますので、ぜひチェックしてみて下さい。

オーガニックマウンテン|有機インスタントコーヒー

オーガニックマウンテンの「有機インスタントコーヒー」は、フリーズドライタイプのインスタントコーヒー。コロンビア産の有機栽培したアラビア種の生豆を贅沢に使用し、口当たりの良い味わいに仕上げています。

コーヒー豆は、コロンビアのサンタ・マルタにあるシエラネバダ山で栽培されています。有機栽培したコーヒー豆は、土地の影響もあり、粒がしっかりしているため、上質で豊かな香りが楽しめます。

マイルドな口当たりの中には、酸味も感じられるので、酸味のあるコーヒーがお好きな方にもぴったりですね。

バラカ|カフェアフリカ・バラカ

バラカ「カフェアフリカ・バラカ」は、タンザニアのブバコ生まれのインスタントコーヒー。ブコバ産の良質なコーヒー豆を100%使用し、苦みと酸味のバランスが絶妙なクセのない味わいが特徴です。

コーヒー豆は、農薬を使用しない伝統的な自然農法で栽培。人の身体だけでなく、地球にも優しい製法で作られています。

また、きめ細かなスプレードライタイプのコーヒーなので、お湯はもちろんのこと、水にもサッと溶けてくれます。お菓子作りなどにも適していますので、ぜひ取り入れてみましょう。

マウントハーゲン|オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー

マウントハーゲンの「オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー」は、カフェインレスのコーヒーです。

マウントハーゲンのオーガニックコーヒーは、伝統的有機農法で栽培された手摘みのアラビカ種の豆を使用。高地栽培でゆっくりと成長させることで、独特の風味を作り上げています。

ゆっくりと丁寧にローストしたコーヒーは、円熟した味わいが楽しめ、豊かな香りが堪能できます。

妊娠・授乳中の方やカフェインが苦手な方は、ぜひマウントハーゲンのコーヒーを手に取ってみてはいかがでしょうか。

オーガニックのインスタントコーヒーを楽しもう!

ブラックコーヒーと本

オーガニックのインスタントコーヒーは、身体に優しいだけでなく、地球環境のことも考えられたコーヒーです。選び方のポイントなどをチェックして、普段楽しむコーヒーをオーガニックなものに変えてみてはいかがでしょうか。

参考:
【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは~(農林水産省)
有機食品の検査認証制度(農林水産省)

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