食物繊維をたっぷりと含んだオーツ麦を使ったグラノーラは、忙しい日の朝食にもぴったりな栄養バランスの取れた食品です。
グラノーラを日常的に取り入れるなら、オーガニックなグラノーラを選んでみませんか?おすすめのオーガニックグラノーラやその選び方についてご紹介します。
オーガニックのグラノーラとは? 普通のグラノーラとどこが違うの?
オーツ麦を原料としたシリアルの一種であるグラノーラ。オートミールや植物性油脂などをブレンドしてオーブンで焼き上げたもので、健康的な目線から朝食などに取り入れる方もいらっしゃいます。
グラノーラを食べるなら、オーガニックなものはいかがでしょうか?オーガニックのグラノーラの特徴や、普通のグラノーラとどのような違いがあるのかを詳しく解説します。
普通のグラノーラとどこが違うの?
カリカリとした食感と香ばしい香りが特徴のグラノーラは、アメリカで誕生し、朝食やおやつの代わりとして世界中に広まった食品。
栄養価が高く、また食物繊維豊富なオーツ麦を原料にしているため、お腹の調子を整えたい方にも人気です。
ナッツやドライフルーツなどが混ざっているものが主流で、牛乳やヨーグルト、蜂蜜などをかけて頂きます。
そんなグラノーラには、原料にこだわったオーガニックのタイプも存在。一般的なグラノーラとの違いを次から見ていきましょう。
1. 有機栽培されたオーツ麦やフルーツなどを使っている
オーガニックグラノーラは、有機栽培のオーツ麦やフルーツを使用して作られます。有機栽培とは、化学要素を含まずに育てる方法。化学的な農薬や肥料を使用せずに育った、天然素材のグラノーラを頂くことができます。
2. 保存料や着色料などが控えめ
オーガニックのグラノーラには、保存料や着色料が抑えられているのも特徴の一つです。発祥国であるアメリカなどでは、グラノーラを常備食としてストックしているという家庭もあります。
オーガニックのグラノーラにも、多少の添加物が入っているものもありますが、必要以上に入っているようなことはありません。
3. 厳しい認証基準をクリアしている|有機JAS規格
グラノーラは、農産物であるオーツ麦の加工食品にあたるため、日本のオーガニック認証である有機JAS規格の基準をクリアする必要があります。
日本では、農産物や加工食品、飼料などにおいて、JAS法に基づくの基準をクリアしていることが条件となります。その厳しい認証基準をクリアした原材料を使って作られているのが、オーガニックグラノーラです。
オーガニックグラノーラはなぜおすすめなの?
オーガニックグラノーラの特徴を踏まえた上で、どのようなメリットがあるかやおすすめポイントも併せてご案内します。
1. 安全性が高い
オーガニックグラノーラは、日本の有機JASなどのオーガニック認証機関による厳しい基準をクリアした原料で作られているので、安全性が高い食品であることが伺えます。
また化学的なものを極力抑えているため、日々の食生活に取り入れたいと考える方におすすめします。
2. 添加物が少なめで安心できる
オーガニックグラノーラは、添加物が抑えてあるのも特徴の一つです。保存料や着色料などを使っていない、もしくは控えめにして作られているため、日課として食べ続けたいと考える方も安心して続けることができます。
健康的にオーガニックグラノーラを取り入れたいと考える方にも、添加物を抑えたオーガニックグラノーラが最適です。
3. 環境保全にも貢献できる
オーガニックは、化学的な要素を排除した地球環境に優しいものであるため、環境保全にも貢献できるとして、注目を集める栽培方法です。
化学農薬による大気汚染問題や化学肥料による土壌問題の改善にも繋がりますので、地球環境を考慮した取り組みとしてもおすすめできます。
オーガニックグラノーラを選ぶ4つのポイント
安全性も高く地球にも優しいオーガニックなグラノーラを普段の食生活に入れたいと思った時、どのようなポイントを踏まえて、商品を選ぶべきなのでしょうか。オーガニックグラノーラを選ぶ時の4つのポイントをご紹介しましょう。
1. 認証マークをチェック
オーガニックの食品には、日本の有機JASマークやアメリカのUSDAオーガニックといったオーガニックの商品であることを表す認証マークが記載されています。
オーガニックグラノーラを探す時は、オーガニックのマークを探してみるようにしましょう。
2. 味で選ぶ
オーガニックに関わらず、お好みのグラノーラを探すには、自分好みの味やフレーバーで選ぶのもおすすめです。グラノーラには、ナッツ入りのものやドライフルーツ入りのものなど、それぞれに特徴があります。
オーガニックのグラノーラの中で、いくつかのグラノーラをピックアップしたら、お好きな味を選んでみると良いでしょう。
3. 栄養素で選ぶ
グラノーラには、食物繊維を含めさまざまな栄養素が入っています。グラノーラに含まれるフルーツやナッツによっても栄養に差異があるでしょう。
また、グラノーラの中にはダイエット向けの糖質を抑えたものもあるので、目的に合わせて選ぶのもおすすめです。
4. コスパで選ぶ
オーガニックのものは、グラノーラに関わらず、一般的な商品に比べて手間暇をかけて作られていることから、コストが高いものが多いという特徴があります。
しかし、オーガニックの中にも価格の幅がありますので、続けやすい価格のものを選ぶと良いでしょう。健康的な目線でグラノーラを取り入れたい方は、続けやすい取り入れ方をするとGOOD。
オーガニックを取り入れよう! おすすめ商品を紹介
オーガニックのグラノーラの特徴、そして選び方について詳しく解説しました。では、オーガニックのグラノーラを食事に取り入れるなら、どのようなオーガニックグラノーラを選ぶべきなのでしょうか。
おすすめの商品を一挙にご案内しましょう。
カークランド|シグネチャー オーガニックグラノーラ
アメリカのUSDAオーガニック認証を取得しているカークランドの「シグネチャー オーガニックグラノーラ」は、有機オーツ麦や有機アーモンド、有機シナモンなどのオーガニックな材料で作られたグラノーラです。
カークランドというブランドは、アメリカの大型スーパーで知られるコストコのプライベートブランドであり、コストコユーザーなら一度は見たことがあるでしょう。原産国はアメリカで、余分なものが一切入っていない、とてもシンプルな商品です。
朝食はもちろんのこと、焼き菓子などにも使えて便利。大容量のビッグサイズでもさまざまな使い方ができるので、とてもお得なオーガニックグラノーラです。
ネイチャーズパース|オーガニック サマーベリーズグラノーラ
有機JASマーク入りのオーガニックブランドである「ネイチャーズパース」のオーガニック サマーベリーズグラノーラは、有機押しオート麦をベースに有機フリーズドライ果実やヨーグルトチャンクなどが入ったオーガニックグラノーラです。
有機米澱粉で作っているので、小麦粉アレルギーの方にも嬉しいグルテンフリーなグラノーラ。ヨーグルトに混ぜれば、フルーツの甘味とヨーグルトの酸味のバランスがとても良く、フルーティーなグラノーラがお好みの方におすすめです。
自分好みのオーガニックグラノーラを食卓に!
オーガニックグラノーラは、安全性や環境面などメリットが多く、日々の朝食の代わりやお菓子作りの材料としても使用できる便利な常備品。
ドライフルーツ入りやナッツ入りのもので味わいを楽しむのもいいですし、プレーンなものを選んでご自身でカスタムするのもおすすめです。
オーガニックグラノーラの特徴を踏まえて、自分好みのオーガニックグラノーラをお食事に取り入れてみてはいかがですか?
参考:
【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは~(農林水産省)
有機農業・有機農産物とは(農林水産省)
有機食品の検査認証制度(農林水産省)
有機農産物の日本農林規格(農林水産省)
有機加工食品の日本農林規格(農林水産省)