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イエローベースのスープとクルトン

オーガニックのスープとは? 選び方のポイントとおすすめ商品2選を紹介!

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2021.05.20

寒い日や、食卓にあと1品欲しいときに活躍してくれるスープ。冬の食事には欠かせない、と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そして、せっかくスープを口にするなら、少しでも体にいいものを選びたいですよね。

そこで、今回はオーガニックのスープに焦点を当てました。オーガニックスープの特色や利点を知り、あなたのお宅の食卓にふさわしい1品を選んでみましょう。

オーガニックのスープとは? 普通のスープとどこが違うの?

具材たっぷりのスープ

では、ここからオーガニックのスープとはどういうものか、普通のスープとはどこが違うのかについて解説します。

有機栽培された野菜などが使用されている

オーガニックスープと普通のスープの違いは、原材料です。オーガニックスープには、有機栽培された野菜やオーガニックのスパイスなどが使用されています。そもそも「オーガニック」と「有機」は同じ意味の言葉です。

有機栽培とは?

では、有機栽培とはどんな栽培のことを指すのでしょうか。有機栽培は「有機農業」「有機農法」とも呼ばれ、生物の本来ある状態を守り生態系の循環を大切にする農業です。

具体的には、化学合成された農薬や肥料を使わず、代わりに土壌の微生物の力や畜産物のふんを生かし、天然の水や太陽光の力などを活用して作物を育てること。環境への負担を極力減らしながら生産する方法です。

有機認証基準をクリアして販売|有機JAS

普通のスープとは異なり、オーガニックスープは有機認証基準をクリアして販売されています。オーガニックには厳しい認証基準があり、基準をクリアしないと有機やオーガニックと謳うことができないのです。

有機栽培の原材料を使うことだけでなく、添加物を使用する場合は最低限の必要な量以内に抑えることなど、細かい規定があります。

日本では、農産物・加工食品・飼料・畜産物の4つのジャンルにおいて、「有機JAS」というオーガニックの認証規格が存在しています。有機JASを取得するためには、認証機関の厳正な審査を受け、きちんと基準を満たしていることを認められなければなりません。

栽培だけでなく加工の過程にも厳しい基準がある

オーガニックスープは、加工食品に該当します。そして、オーガニックと名乗るためには、原材料の栽培方法だけでなく加工の過程にも基準があり、認証基準をクリアしないとオーガニックスープとして販売できません。

一方、オーガニックではない一般的なスープは、化学調味料や食品添加物がたくさん使われていることが多いです。化学成分を控えたいなら、オーガニックスープを選んだほうが良いでしょう。

オーガニックのスープのメリット・デメリットを解説!

海鮮系の美味しそうなスープ

つづいて、オーガニックスープのメリットとデメリットについてお伝えしましょう。

オーガニックスープのメリットとは?

オーガニックスープにはどんな良い点があるのでしょうか。メリットを解説します。

安全性が高めなので安心して食べられる

オーガニックスープは、前述のように厳しい基準をクリアした商品です。そのため、食の安全が気になる方も比較的安心して食べられるでしょう。

オーガニックスープのデメリットとは?

オーガニックスープにマイナス点はないのでしょうか。1つだけお伝えします。

販売されている数・種類が少ない

オーガニックスープは、普通のスープに比べて流通量が少ないのがデメリット。有機食品は、素材選びや製造から認証を受けて販売にいたるまで全ての過程で非常に労力がかかり、製造しているメーカーも多くないためです。

そのため、好みの味になかなか出会えないこともあります。

オーガニックスープを選ぶポイントを解説

トマトベースのスープ

オーガニックスープを選ぶときは、どんな点に注目すれば良いのでしょうか。ポイントを解説します。

1. 認証マークをチェック

パッケージに有機認証マークがあるかをチェックしましょう。日本で有機認定された商品なら有機JASですし、海外の商品もさまざまなオーガニック認証機関のマークが存在しています。

世界には、たとえば

  • ドイツのdemeter
  • アメリカのUSDA
  • フランスのECOCERT
  • ヨーロッパのEUオーガニック

といった有機認証があります。

2. 味や具材で選ぶ

好みの味や具材で選んでもいいでしょう。和風、ポタージュ系、エスニック、カレー風味、甲殻類など、さまざまな味わいのオーガニックスープがあります。

具材も野菜、豆、肉、魚介類などいろいろな種類があるので、お好みで選んでみてはいかがでしょうか。

3. タイプで選ぶ|缶詰・パウチなど

使いやすいスープのタイプで選ぶ方法でもOKです。缶入りやパウチ状など、いくつかのパッケージの種類があります。なお、缶詰は賞味期限が長く、数年間もつというメリットがあります。

おすすめのオーガニックスープ2選を紹介!

健康的なグリーンスープ

おすすめのオーガニックスープを2品厳選してご紹介します。

むそう|有機JAS AUGA オーガニック トマトスープ

農業が盛んなリトアニア原産で、オーガニック食品メーカーAUGA社製の有機スープシリーズ。トマトスープのほかに、マッシュルーム、キャロット、ビーツなどの味もあります。

EUオーガニックと有機JASの認証を受けた高品質の商品。オーガニックトマトをはじめとして、たっぷりの有機野菜や有機菜種油などを使用して作られています。

バジルやオレガノといったオーガニックの香辛料がトマトの酸味や旨みを引き立て、爽やかな味わいを感じられるスープです。とろりと濃厚なスープなので、トマトソースにアレンジしてもGOOD。

パウチタイプで、そのまま電子レンジで温めることができます。お手軽な1品が、食卓を鮮やかに彩ってくれるでしょう。

アリサン|ベジタブルバーリー・スープ

玉ねぎ、セロリ、ズッキーニなど、オーガニックの野菜をふんだんに使用した缶タイプのアメリカ産スープ。USDAと有機JASのオーガニック認証を受けた商品です。ベジタブル以外にも、キャロットジンジャーやマッシュルームクリーム、チャンキートマトといった味のバリエーションがあります。

1缶でわずか80kcalのヘルシーなスープながら、大麦入りで食べごたえばっちりなので、軽食やブランチにもぴったり。パンを浸しながら食べてもおいしそうですね。野菜だけでは物足りないと感じたら、自分でベーコンや鶏肉などをプラスしてアレンジしてみてください。

オーガニック好きな方へのプレゼントにもおすすめ!

スープをすくって飲む女性

オーガニックスープの特徴や選び方はご理解いただけたでしょうか。原材料の栽培方法から加工の仕方にいたるまでこだわって作られており、厳しくチェック・管理されていることがわかりましたね。

オーガニック認証にもいろいろな種類がありました。認証マークや味などを参考にしながら、お好きなオーガニックスープを選んでみましょう。お気に入りの1品が見つかれば幸いです。

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