More Nature More Nature
オーガニックなリップバーム

オーガニックのリップバームは何が違うの? 選び方のポイント4つとおすすめ商品3選を紹介

life

2020.11.16

高い保湿力で乾燥から唇を守るリップバーム。油分の多いケアアイテムであり、テクスチャーが少し固めなのが特徴です。

そんなリップバームには、オーガニックな素材で作られたものもあります。普通のリップバームとの違いや選び方のポイントについてご紹介します。

オーガニックのリップバームは何が違うの?

開封されたオーガニックリップ

オーガニックのリップバームとは、天然由来の成分で唇に潤いを与えていくケアアイテムのことです。化学成分を極力抑えたものであり、自然の力を利用して乾燥から唇を守ります。

そんなオーガニックのリップバームは、普通のリップバームと比べて、どのような違いがあるのでしょうか。オーガニックの基準を踏まえて解説していきましょう。

オーガニックのリップバームは、有機栽培された天然由来成分を使用している

オーガニックとは日本語で「有機」という意味で、有機栽培された植物のことを指す言葉です。有機栽培と言われる栽培方法は、化学的な農薬や肥料などを使用せずに育てる方法であり、そのオーガニックな植物のエキスや天然成分を原料としたリップバームが、オーガニックのリップバームです。

オーガニックのリップバームは安全性が高くて安心!

有機栽培は、3年以上農薬や化学肥料を使用しないこと、堆肥などで土作りを行うことなどの厳しい基準が設けられています。

日本の有機JASや海外のオーガニック機関によって定められた条件をクリアしたものをオーガニックと謳うことができるため、その基準の高さから比較的安全性が高いアイテムであることがわかります。

またオーガニックは、土づくりから基準が設けられ、手間暇をかけて栽培するため、オーガニックの商品は、普通のものに比べて少し高くなりやすいということも抑えておくと良いでしょう。

【注意】日本にはコスメに関するオーガニックの基準がない

日本のオーガニックは、農林水産省が定めた法律(JAS法)によって厳しい規格が設けられています。

しかしこのJAS法に基づくJAS制度は、農産物・加工食品・畜産・飼料に限り適応される制度であるため、コスメやヘアケア商品などの化粧品関連のものには、決められた規格がありません。

オーガニックのリップバームなどの化粧品は、原料である植物は有機栽培で育てられているものの、場合によっては化粧品に化学的な成分が含まれていることもあります。

オーガニックのリップバームを選ぶポイント4つ

サンプルのバームを持つ女性

オーガニックの基本を確認したところで、続いては、オーガニックのリップバームの選び方についてご紹介します。オーガニックのリップバームを選ぶ時に抑えておきたい4つのポイントをチェックしていきましょう。

選ぶ前に|リップバームとリップクリームの違いとは?

保湿力の高いリップバームは、同じく唇用のケアアイテムであるリップクリームとどのような違いがあるのでしょうか。

リップバームは、リップクリームに比べて、油分が多いケアアイテムです。固まりにくく軟膏のようなこってりとしたテクスチャーをしているため、唇に薄い膜を作って保湿をします。

一方でリップクリームは、クリーム状の唇用ケアアイテムであるため、滑らかなテクスチャーでスティック状に形成されているものが多いのが特徴です。油分の量と質感の違いがリップバームとリップクリームの大きな違いと言えます。

1. 認証マークをチェックする

オーガニックのリップバームを選ぶ際には、認証マークをチェックするのがおすすめです。ドイツのBDIHやフランスのエコサートなど、海外のオーガニック認証機関では、リップバームを含む化粧品に対して基準を設けている機関もあります。一目でオーガニックなものであることをチェックするには、パッケージに認証マークが記載されているか確認してみると良いでしょう。

2. 成分表示をチェックする

オーガニックのリップバームの中には、日本の有機JAS法が適応されていないため、認証マークがないものもあります。その際には、成分表示をチェックしてみるのも良いでしょう。

特に化粧品に含まれる化学成分によって肌荒れを起こしやすい敏感肌の方は、必ず成分表示をチェックすることをおすすめします。また直接リップケアとして使用する前に、腕などの柔らかい部分でパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。

3. 容器のタイプで選ぶ

リップバームには、オーガニックなものに限らず、ジャータイプとスティックタイプがあります。使いやすさなどを考えて、容器のタイプから選ぶ方法もあります。それぞれの容器のタイプによって特徴が異なりますので、メリットとデメリットをご紹介しましょう。

ジャータイプの特徴

ジャータイプのリップバームは、指ですくって唇に塗るため、塗る量を調節しやすいという特徴があります。たっぷり乗せると夜用の唇パックとしても使用することができるため、日中のケア以外の使い方をしたい方にもおすすめです。またジャータイプは、指ですくう必要があるため、指が汚れてしまうという懸念もあります。

スティックタイプの特徴

スティックタイプは、ジャータイプと違い、指で触らずに直接唇に塗ることができるため、手軽さが人気のポイント。コンパクトなため、ポーチなどに入れて持ち歩きやすいアイテムです。しかし唇に直接塗ることから、衛生的の問題が気になる方という方もいらっしゃいます。気になる方は、定期的にティッシュで拭くようにすると良いでしょう。

4. 香りで選ぶ

オーガニックのリップバームは、有機栽培した植物のエキスを含んでいるため、天然の香料を使ったアイテムが揃います。植物本来の香りを楽しむことができることから、好みの香りでリップバームを選ぶのもおすすめです。

また天然のエッセンシャルオイルを使用したオーガニックリップバームは、香りによってリラックス効果のあるアイテムもあります。オーガニックリップバームの中には、無香料のものもありますので、香りが気になる方は、無香料タイプを選んでみると良いでしょう。

ネットで購入できるリップバーム3選を紹介!

オーガニックタイプのエッセンシャルバーム

オーガニックのリップバームには、さまざまな特徴があります。選び方のポイントを踏まえて、ネットで手軽に購入できるオーガニックのリップバームをご紹介します。

ドクターブロナー|オーガニックリップバーム

全米売り上げNo.1のマジックソープでお馴染みドクターブロナーの「オーガニックリップバーム」は、オーガニックのアボカド油やヘンプオイルを配合した天然由来成分100%のリップバームです。

フェアトレードで調達されたオーガニック素材を原材料としており、食品基準の厳しいアメリカのUSDAオーガニック認証も取得しています。

香りは、全部で6種類。ローズやオレンジジンジャー、レモンライムなど、華やかなものからすっきりとした香りまであり、好みの香りが選べるのもポイントです。スティックタイプなので、持ち運びしやすいオーガニックリップバームです。

ドクターブロナー|オーガニックリップバーム

アルテヤオーガニック|オーガニックリップバーム

ブルガリア発のオーガニックブランドであるアルテヤオーガニックの「オーガニックリップバーム」は、合成香料を一切使用せず、オーガニックオイルを使用したアロマなリップバームです。

ローズ、ラベンダー、バニラ&ゼラニウム、ラベンダー&ミントの4種類リップバームは、100%天然成分、99.9%オーガニック由来のスキンケアレベルの美肌成分を配合し、保湿だけでなく、ハリのある美肌唇に仕上げます。

夜寝る前にたっぷりとつけることで、唇パックとしても使えるケアアイテムです。

アルテヤオーガニック|オーガニックリップバーム

ニールズヤードレメディーズ|ビーラブリーリップバーム

イギリス生まれのオーガニックブランドであるニールズヤードレメディーズの「ビーラブリーリップバーム」は、ミツロウやココナッツオイルの成分で唇を柔らかくしながらカカオバターの力で乾燥を防いでくれるリップバームです。

オレンジの甘みがほんのりと香り、英国ソイルアソシエーション認定を受けたオーガニックな商品で、ひと塗りすると唇に溶けて馴染んでいく、つけ心地の良いアイテムです。

またこのオーガニックリップバームは、3才以上のお子さまから使用できます。、お子さまと一緒に使えるアイテムなので、小さなお子さまのいるご家庭へのプレゼントにもおすすめです。

ニールズヤードレメディーズ|ビーラブリーリップバーム

オーガニックのリップバームでくちびるをケアしよう!

白いバームと白い華

オーガニックのリップバームは、天然由来の成分で唇を保湿するアイテムです。デリケートな唇を優しく守ってくれるため、敏感肌の方にもおすすめです。選び方のポイントをチェックして、唇のケアに取り入れてみてはいかがでしょうか?

関連するキーワードで他の記事を探す
あわせて読みたい
RECOMMEND